歴史人「戦国の智将ランキング」官兵衛、三成、幸村…ナンバーワンは誰?

こんにちは。夢中図書館へようこそ!
館長のふゆきです。

今日の夢中は、歴史人2018年1月号の特集「決定!戦国の智将ランキング」です。

■歴史人2018年1月号

もう月刊誌は2018年を冠する時期になりました。
今日は、歴史好きに愛読されている月刊誌「歴史人」の2018年1月号を取り上げます。

2018年の一発目の特集は「決定!戦国の智将ランキング」です。
2018年ののっけから何とも魅力的な特集を組んだものです。
「戦国」さらには「智将」って、歴史好きにはたまらないキーワードですもんね。

さっそくページをめくりました。


歴史人 2018年1月号

■戦国智将ベスト50

さて、ランキングというからには審査の基準があります。
同誌では、その基準を「戦略・戦術」「内政」「外交」「教養」「先見性」の5つとして、作家・外川淳氏ら専門家の合議により、それぞれの項目を採点。
各項目20点として、合計点数でランキングを算出、ベスト50を決定しています。

注目のベスト3は次の通り。
1位:黒田官兵衛
2位:太原雪斎
3位:羽柴秀吉

1位の黒田官兵衛は豊臣秀吉の軍師として有名ですね。
大河ドラマ「軍師官兵衛」で人気も一躍全国区にのし上がった武将です。同誌がつけたコメントがいい!

知力、教養、先見の明。三拍子揃った智謀を誇る「戦国最強の軍師」!

智将という言葉は彼のためにあるように思えるほど、軍略を尽くしました。
秀吉を天下統一に導くために戦った相手は毛利、島津、北条など、いずれも秀吉より格上ばかり。そうした大物武将を策略・外交をもって翻弄しました。

採点結果も99点とほぼ完璧です。


(黒田官兵衛/Wikipediaより)

■黒衣の宰相

このトップ3のなかでひときわ異彩を放っているのが2位の太原雪斎(たいげんせっさい)ではないでしょうか。

「誰それ?」と思う人も多いはず。やったな、歴史人!?同誌がつけたコメントはこれ。

甲相駿三国同盟を主導し、天下人・家康を薫育した「黒衣の宰相」

僧侶でありながらも今川氏の宰相として、外交や内政に手腕を発揮。特に、今川義元の西国進出のために、武田氏と北条氏との三国同盟を実現させ、今川氏の全盛期を創出します。
その活躍によって、今川義元は織田の尾張を手中に収める寸前まで追い込みますが、不幸にも雪斎は病死。もしも桶狭間の戦いまで彼が生きていれば、今川家が滅亡することはなかったと言われています。


(桶狭間古戦場跡/写真ACより)

雪斎は、義元の軍師として数々の功績を挙げる一方で、今川家に人質として囲われていた松平竹千代(後の徳川家康)を教育します。
家康は、このときに受けた学恩を一生忘れることがなかったそうです。後の天下人となる家康の土台をつくったのは雪斎かもしれません。

採点結果も98.5点と高い評価でした。

■あの武将は?

3位の秀吉は、いわゆる参謀を評価するこのランキングの対象ではないように思いますが、織田信長に仕えていた「羽柴」時代を評価してのもの。
採点結果も96点と高評価ですが、外交や先見性が満点評価となっている一方で、教養は17点とマイナス評価。なるほどやむを得ないのか…。

そのほか、ベスト50の智将の面々や評価の詳細は本誌をご覧いただきたいのですが、最後に気になるあの武将はどんな評価なのか、ちょっとだけ紹介しましょう。

まずは上杉景勝に仕えた、義と愛の名参謀・直江兼継。こちらは6位にランクイン。
謙信なき後の上杉家の内政・外政を一手に担った宰相。その手腕に相応しい高い評価ですね。


NHK大河ドラマ天地人

豊臣秀吉に仕えた石田三成。こちらは19位にランクイン。
こちらは微妙な評価でしょうか…。ただ秀吉を天下人にのし上げた功績は揺るぐことはないでしょう。

「真田丸」でお馴染み、草刈正雄さんが演じた「お父さん」真田昌幸は12位と高評価。
確かに2度にわたり徳川の大群を撃退した智謀は評価されてしかるべき。機を見て主君を変えるあたりも智将にふさわしい!?

その息子の長兄・真田信幸は18位の評価。
真田家存続のため父と弟と袂を分かち徳川家に仕え、きっと厳しい讒言などもある中、見事に生き抜いた実力は評価に足りますよね。

一方、次兄・真田幸村ですが、こちらは今回のベスト50の評価では最下位の50位。
専門家の先生は厳しいねぇ…。確かに、内政も先見性も点数はつけずらいだろうけどさぁ…。
あくまで今回は、評価対象の50人のレベルが高かったということでしょう。


真田丸 完結編(NHK大河ドラマ・ストーリー)

■なぜ智将は敗れるのか

このほか、本誌には、義に生き、正論を説きながら「なぜ智将は敗れるのか!?」という興味深い記事もあります。
それは逆説的に、智将だから敗れるという一面もあるようです。例えば、独善に陥ったり、人を見下したり、利で動くことを嫌悪したり…。

この辺りは現代にも通じる教訓です。それは最後に智将たちが残したメッセージなのかもしれません…。

ありがとう、歴史人!ありがとう、戦国の智将たち!

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