日経MJ「2019年ヒット商品番付」 令和を賑わしたヒット商品ずらり

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こんにちは。夢中図書館へようこそ!
館長のふゆきです。

今日の夢中は、日経MJ「2019年ヒット商品番付」です。


ラグビー日本代表W杯2019激闘録

■ヒット商品番付

日経MJが、この時期恒例の「ヒット商品番付」を発表しました。
令和を迎えて最初のヒット商品番付。その1面に掲げられた文字は「令和定番の座へジャッカル」。

番付には、そのタイトルにふさわしい新時代のヒット商品がずらりと並びました。
東西の横綱から三役、前頭14枚目まで、殊勲賞など各賞を含めると、40を超えるラインナップとなっています。

東西横綱と三役は次の通り。

横綱(東):ラグビーW杯
横綱(西):キャッシュレス
大関(東):令和
大関(西):タピオカ
関脇(東):天気の子
関脇(西):ドラクエウォーク
小結(東):ウーバーイーツ
小結(西):こだわりの酒場のレモンサワー

やっぱり来ました、「ラグビーW杯」
これはみんな納得でしょう。令和最初の東の横綱をジャッカルしました。


ラグビーW杯 桜、8強

西の横綱「キャッシュレス」に、「タピオカ」「天気の子」
いずれもこの1年を賑わしたヒット商品あるいはキーワードですね。


新海誠監督「天気の子」公式ビジュアルガイド

ただ、番付全体を眺めると、いつものようにあるんです、「ナニソレ」が…。
今からでも遅くない!令和最初のヒット商品番付の「ナニソレ」を振り返って、時代をキャッチアップしましょう。

■鬼滅の刃

まず西の前頭3枚目、「鬼滅の刃」(きめつのやいば)
人と鬼の壮絶な戦いを描く人気漫画。アニメ化もされてブレイク中。発行部数は累計2500万部を突破しています。


鬼滅の刃(1)

この漫画がいま、超キテいるんです。コミックもアニメも人気がうなぎのぼり。海外のファンも多い。これをナニソレなんて言ってはいけません。
「週刊少年ジャンプ」に連載されている漫画で、連載が始まったのは2016年11月。

舞台は大正時代。主人公は心優しき少年・炭治郎。その人生は、家族を鬼に皆殺しにされたことで急変します。
唯一生き残ったが鬼と化した妹・禰豆子を人間に戻すため、そして家族を殺した鬼を討つため、炭治郎は冒険の旅に出ます。
その行く手には、因縁の敵・鬼舞辻をはじめとする凶悪な鬼が立ちはだかります。果たして、冒険の行方は…。

壮大なスケールで描かれる冒険奇譚。さわりを読んだだけでも引き込まれます。
これだけ奇抜ながらも遠大な世界観を描く作者、吾峠呼世晴(ごとうげこよはる)さんも要注目です。
大正から令和へ。「鬼滅の刃」が来る!…いや、来てる!

■ワイヤレスイヤホンWF-1000XM3

続いて西の前頭8枚目、「ワイヤレスイヤホンWF-1000XM3」
ソニーが開発した、高性能ノイズキャンセリング機能を搭載した完全ワイヤレスイヤホン。


ソニーWF-1000XM3

発売当初は品切れが続出したほど人気が高いモデル。
超高性能なノイキャンはもちろん、ハイレゾ相当の高音質を楽しめるDSEE HXを完全ワイヤレスで初搭載。
さらに、ヘッドホンを外さずに周囲の音を瞬時に聴けるクイックアテンションモードを搭載しています。

これ、ほしいなぁ。ちょっと値段が高めだけど、音楽好きのひとには必ず受ける製品ですね。
ウォークマンで一時代を築いたソニー、やってくれましたね。Android搭載スマホでもiPhoneでも使えます。
もう一度言います。これ、ほしいなぁ。

■睡眠用うどん

そして東の前頭14枚目、「睡眠用うどん」
頭ほぐし店「悟空のきもち」を運営するゴールデンフィールド社が2019年8月に発売を開始した、うどんの麺を模した布団です。

布団は四角いという常識をくつがえして、うどんの「麺」状にしちゃったという驚きの商品。
これが単なるキワモノではない、実用性を備えたスグレモノなんです。


(睡眠用うどん/悟空のきもちHPより)

「麺」状にすることで、睡眠のさまざまな不自由を解消
腕だけ出したい、足だけ出したいなどのさまざまな睡眠のニーズに対応。麺を広げたり、閉じたり、快適に温度調整ができます。
基本の「掛けうどんモード」や「抱きまくらモード」、「寝たままスマホモード」など、多様な「うどん寝」を楽しめます。

たしかに気持ちよさそう…。8月の初回生産分は発売初日に即日完売となった人気商品。
その後の生産分も予約が殺到しているようです。常識を疑う新商品は、これからも令和を賑わしてくれそうです。

他にも、殊勲賞にボクシングの「井上尚哉」、技能賞にものまねタレントの「りんごちゃん」など、令和を元気にしてくれた「ひと」もランクイン。


Number990「ボクシング総力特集 KO主義。」

オリンピックイヤーとなる2020年は、もっともっと「ひと」がランクインしてくれそうですね。

ありがとう、日経MJ! ありがとう、2019年ヒット商品番付!

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