
こんにちは。夢中図書館へようこそ!
館長のふゆきです。
今日の夢中は、「ダイヤのA actⅡ」!青道新世代登場!不遜な捕手も神童も兄譲りオーラも…です。
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■新生青道野球部、始動!
東京の名門・青道高校を舞台に、甲子園を目指す高校球児たちの汗と青春を描く名作「ダイヤのA」。
主人公の沢村栄純らが高校2年生に進学して、さらに熱戦を重ねる姿をを描くのが、「ダイヤのA actⅡ」です。

中心となる登場人物はこれまで同様。主人公でエースを目指す沢村栄純(さわむらえいじゅん)を軸に、そのライバルとなる投手・降谷暁(ふるやさとる)、技巧派の二塁手・小湊春市(こみなとはるいち)、キャッチャーで主将の御幸一也(みゆきかずや)など、個性的なキャラクターが多数登場します。
さらに、今回の「ダイヤのA actⅡ」では、沢村らが2年生となったことで、新たな登場人物が加わります。
そうです、新1年生が青道高校野球部にやってくるのです。これがまた個性的…最初から沢村とバチバチやる奴も…。
今日はその中から、要注目の新1年生、青道高校新世代を担う新キャラを紹介しましょう。
まずは、やはりこいつ、奥村光舟(おくむらこうしゅう)。捕手、右投右打。
秋季大会・帝東対青道の試合を観戦。そのときに降谷・沢村ら青道の投手陣に興味を持ち、青道への進学を決意しました。
もの静かながら野球にかける思いはひときわ熱い。真っ直ぐすぎて、入寮初日から御幸を睨みつけ、同じ捕手として対抗心をあらわにしました。
沢村に対しても端からバチバチ。1年生を励ます沢村にカチンときて、「目ざわり」だといきなり突っかかり険悪になりました。

続いて、こちらは奥村とは対照的なタイプの、由井薫(ゆいかおる)。捕手・外野手、右投左打。
リトル時代は日本代表チームをまとめた実力者。小柄な体格ながらパワーヒッター。「神童」とも称される有名球児です。
不動の正捕手・御幸がいるため捕手での出場は難しいと監督に言われると、捕手にこだわる奥村とは対照的に外野手としても練習。1年生のなかでいち早く試合に出場しました。

そして、結城将司(ゆうきまさし)。右投右打。ポジションは可能性を狭めたくないため全てと宣言。
前主将・結城哲也の3学年下の弟。入部初日のあいさつで、将来のメジャー行きを宣言、兄譲りのオーラを見せました。
打撃は豪快なフルスイングと長打力が持ち味。1年生でスタメンを勝ち取ると、初試合でホームランを放ちました。一方で三振率も高く、守備も粗い。伸びしろたっぷりの逸材です。

ほかにも、奥村の友人で俊足攻守の瀬戸拓馬(せとたくま)や、眼鏡をかけた華奢な長身投手の浅田浩文(あさだひろふみ)など、要注目の新キャラが続々登場。
青道高校のさらなる躍進への期待高まる「ダイヤのA act2」のスターティングラインナップとなりました。
そんな個性的な新1年生が加わった新生・青道野球部。
緒戦となった春の都大会は準決勝まで順調に勝ち上がります。しかし、準決勝の市大三高戦で好投手・天久光聖に抑え込まれ敗戦…。
夏の本線まであと3か月。この敗戦を受けて片岡監督は、背番号は一旦白紙にしベンチ入り20人を選び直すと宣言します。
果たして、エースナンバーは誰の手に?新1年生のベンチ入りはあるのか。そして御幸ら3年生の最後の夏はどうなるのか…。
激アツの夏が始まります。新たなメンバーを加えた青道野球部、甲子園を目指す第2章「ダイヤのA act2」スタートです。