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こんにちは。夢中図書館へようこそ!
館長のふゆきです。
今日の夢中は、旅の手帖「おいしいお酒のある町へ」!いい町にはいい酒がある…日本酒から広がる旅へ…です。
「夢中図書館 読書館」は、小説や雑誌などの感想や読みどころを綴る読書ブログです。あなたもお気に入りの一冊を見つけてみませんか?
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■旅の手帖
旅の楽しさ、日本の美しさを伝える旅行雑誌、「旅の手帖」。
2025年3月号は、飲兵衛にはたまらない特集が組まれました。
それが、あの町で、珠玉の酒肴を。いい町には、いい酒がある…。
日本酒から広がる旅。特集「おいしいお酒のある町へ」です。
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昨年、日本の「伝統的酒造り」がユネスコ無形文化遺産に登録され、世界からも注目が集まる日本酒。
そんないまこそ、日本酒をとおして町を知る旅に出よう。
これは、日本酒好きには最高の旅のいざないです。おいしい日本酒と出会いに、あの町この町へ。
「旅の手帖」の誌面から、おいしいお酒のある町へ、バーチャルトリップに出かけましょう。
■会津若松
旅の手帖の特集、日本酒から広がる旅「おいしいお酒のある町へ」。
同誌が取り上げるのは、日本全国の酒どころから厳選した10のエリア。兵庫県神戸市、福島県会津若松市、岐阜県高山市、新潟県長岡市などなど。
その中から、個人的に「ここは行きたい&飲みたい!」と心も喉も惹かれた町を紹介しましょう。
まずは、東北を代表する酒どころの福島県会津地方。
鶴ヶ城の城下町として栄えた福島県会津若松市には、江戸時代には多くの酒蔵が立ち、蔵人たちが酒造りの腕を競っていました。
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町中に建ち並ぶ酒蔵をめぐるのも、会津若松を訪れる旅の醍醐味の一つとなっています。
「会津中将」を醸す鶴乃江酒造、「末廣」を醸す末廣酒造、「写楽」「會津宮泉」を醸す宮泉銘醸…。日本酒を代表する銘酒の蔵見学ができるのはうれしい…。
さらに同誌がおすすめするのは、地酒好きの地元民が通う居酒屋めぐり。
中には、会津地方の20を超える蔵元の日本酒を取り扱い、それら地酒も注文可能な飲み放題の店もあります。これは今すぐにでも飛んでいきたい…。
■長岡摂田屋、秋田男鹿
続いて、新潟県長岡市。旧三国街道が通る摂田屋は「醸造のまち」として知られます。
その町に建つのが、新潟県最古の酒蔵「吉乃川」。天文17年(1548年)創業です。
500年近くにわたり雪国で研ぎ澄まされてきた酒は、今も蔵人たちの技が磨き続けられています。
近くには築約100年の蔵を改装した吉乃川酒ミュージアムがあり、直売所やSAKEバーで15種近くの酒が試飲できます。
さらに、古くから醸造業が発展したこの町には、酒のほか、味噌や醤油といった醸造文化も花開きます。
みかしながらの手づくりにこだわる生きた味噌(味噌星六)や地元のへぎそばでのかえしにも使われている醤油(越のむらさき)など、「醸造のまち」をまるごと楽しみたいですね。
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そうした伝統の酒蔵がある一方で、新たな日本酒造りに挑んでいる若手蔵元もいます。
それが秋田県男鹿市に蔵を構える「稲とアガベ」の岡住修平さん。誌面には、なまはげの銅像の傍らで、日本酒を掲げる岡住さんの写真が載っています。
彼が挑戦しているのが、日本酒の製造技術をベースに、フルーツやハーブなど様々な副原料を入れた新ジャンルの酒「クラフトサケ」。
日本茶、梅など意表をついた副原料もあり、日本酒っぽさを感じさせつつ、変化にとんだ味わいを楽しめるのが魅力です。
さらに岡住さんが構想を広げるのは、日本酒を起点とした男鹿酒シティ構想。
「行きたいところが3つあればその地へ旅行したくなる」と、醸造所の近くに比内地鶏やしょっつるをベースにしたラーメン店や酒粕からつくる発酵マヨネーズ店などをオープンしています。
酒づくりから町づくりへ…。若き蔵元の挑戦に目が離せません。
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(稲とアガベ 花風)
ほかにも、七つの蔵元が集う街・西条(広島県東広島市)や、パワーみなぎる灘の酒(兵庫県神戸市)、おかえりなさい、能登の酒(石川県珠洲市)など、訪れたく町がずらり…。
いい町にはいい酒がある…。その町を訪れて、その町の酒と肴で一杯ひっかける。そんな旅に出かけたくなりました。
今日の夢中は、旅の手帖「おいしいお酒のある町へ」!いい町にはいい酒がある…日本酒から広がる旅へ…でした。
ありがとう、旅の手帖! ありがとう、特集「おいしいお酒のある町へ」!