
こんにちは。夢中図書館へようこそ!
館長のふゆきです。
今日の夢中は、「日本酒dancyu」が推す渾身の一本!2026年に飲むべき"心ふるえる酒"…です。
「夢中図書館 読書館」は、小説や雑誌などの感想や読みどころを綴る読書ブログです。あなたもお気に入りの一冊を見つけてみませんか?

■日本酒dancyu
美食探訪を取り扱うグルメ雑誌「dancyu(ダンチュウ)」。
誌名は、「男子厨房に入るべからず」を転じて、「男子も厨房に入ろう」という意味から名付けられました。
そんな「dancyu」が毎年3月号で発売していた「日本酒」特集が好評を得てスピンアウト!
別冊「日本酒dancyu」として、規模も頻度も増して日本酒の魅力を発信することになりました。
2025年2月に創刊号「日本酒dancyu」vol.1が発売。それから半年も待たずして第2号が発刊。
順調にリリースを続けて、2026年に入っての第1弾、「日本酒dancyu」vol.3が発刊されました!
半年に一冊のペースで出版されていますね。きっと、日本酒ファンに支持されているからでしょう。
今回の第3号(vol.3)は、そんな日本酒好きの皆さんにはたまらない特集が組まれました。
その特集のタイトルは、「出会えてよかった!心ふるえる酒 2026」です。
サブタイトルとして「酒がもっと好きになる推しの170本」というネームも付されています。
このタイトルを見ただけでゴクリと喉が鳴ります。今にもページをめくりたくなりますね!
さっそく「日本酒dancyu」の誌面から、日本全国の「心ふるえる酒」に出会う旅へ、バーチャルトリップにでかけましょう。
■森嶋
誌面にはずらりと全国の日本酒が掲載されています。その数170本というからボリューム満点。
今日はその中から、酒のプロや愛飲家が感動した「人に教えたくなる酒」という特集記事に着目。特に「これは飲みたい!」と引き込まれた日本酒を紹介しましょう。
最初の一本は、dancyu編集長・藤岡郷子さん推薦の「森嶋」(茨城)です。
最初の出会いは、とある居酒屋。ひと口飲んで、ハッと何かが刺さる気持ちになったのだとか。
さらに隕石のような小石をぽつんと配したモダンなラベルもミステリアス…。
その謎は、蔵訪問で明かされます。ラベルの小石は、東日本大震災で倒壊した「蔵の石塀のかけら」でした。
2011年の震災で蔵が半壊…廃業も考えた森嶋さんが、試行錯誤を重ねること8年、2019年にリリースした新ブランドが「森嶋」でした。
胸に突き刺さるストーリーですね…。ラベルの石片に込めたのは「あの日の決意を忘れない」。
そして「日本酒業界に一石を投じたい」という思いなのだそうです。これは絶対に飲んでみたい!
■江戸開城、喜久醉
続いて、国際的にも評価の高いシェフ・川出寛康さんがおススメする「江戸開城」(東京)。
「江戸開城」というネームは何とも刺激的。しかも、この酒を醸す蔵元「東京港醸造」が、東京のど真ん中・港区芝にあるというのも驚きです。
東京港醸造は、幕末から続いたものの明治期に一度途絶えた酒蔵を、100年の時を経て2011年に復活させた蔵元です。
醸造所があるのは、東京都港区芝にある鉄筋コンクリートの細長いビルのなか。まさに現代の「江戸開城」ですね。
川出さんは、世界的に広がる「ローカルガストロノミー」(地方の食文化)の流れにも注目。
この酒が「仕込水に水道水を使用している」という姿勢にもシビれたと言います。東京の水道水の質は高いですから。
その姿勢は、現代の東京らしさを世に発信しているようです。これは東京の料理と合わせたいですね。それが川出さんの店だと最高!
続いて、dancyu日本酒特集の生みの親、現在はフリーランスの編集者として今号にも携わる里見美香さんが推薦する「喜久醉(きくよい)」(静岡)。
日本酒ブームの昨今、一つの蔵で複数のブランドを造り分けたり、季節の酒を発売したり、さまざまな品目を出すのが一般的ですが…。
この「喜久醉」青島酒造の歩む道は正反対。四半世紀前からコツコツと商品を削り続け、現在は8種類に絞られているのだとか。
蔵元杜氏・青島さんの言が載っています。「今の設備と人員で造るには、現在の750石が限度。これを超えたら質は維持できません」。
なんという潔さ…。結果として、原料米や酒の種類を減らして集中することで、酒造りのスキルが上がり、再現性もアップ。酒の完成度も向上しているそうです。
アイテムを絞ってでも変わらぬ良さを追求する。その姿勢は地味なようでいて、実はとても難しく誠実ですよね。これはぜひ飲みたい!

誌面には他にも、「いま飲みたい酒2026」や「二十歳の君に贈る酒」、「この都道府県に行ったら飲みたい酒」など、たくさんの日本酒が紹介されています。
きっとあなたの心をふるわせる酒が見つかるはず。気になる方はぜひ、「日本酒dancyu」vol.3を手に取ってご覧ください。
今日の夢中は、「日本酒dancyu」が推す渾身の一本!2026年に飲むべき"心ふるえる酒"でした。
ありがとう、日本酒dancyu! ありがとう、特集「心ふるえる酒2026」!









