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館長のふゆきです。
今日の夢中は、旅の手帖「東海道・中山道 旧街道を歩く」!浮世絵の絶景も江戸から続く名物グルメも…です。
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■旅の手帖
旅の楽しさ、日本の美しさを伝える旅行雑誌、「旅の手帖」。
2026年5月号は、ポカポカ陽気となった春の季節にぴったりの歩き旅の特集です。
歩くのは、江戸時代の情緒が残る宿場町へ、東海道と中山道の旧街道。
むかし風情たっぷりの道ゆき、特集「東海道・中山道 旧街道を歩く」です。
その特集名のとおり、巻頭を飾るのは、江戸時代の風情を醸し出す中山道・馬籠宿。
江戸時代の人々も、こんな風景の中を歩いて、西へ東へと旅していたのではないでしょうか。
古来、日本の大動脈である東海道と中山道。
その旧街道に目を向けてみれば、歴史の記憶を刻むスポットがあちこちに。
気になる区間を無理せず歩き、絶景に息を呑んだり、名物グルメやスーツを味わったり、
伝統的な古い街並みに迷い込んだり。気ままで楽しい街道歩きにでかけよう。
■東海道
そんな巻頭言に誘われて、旅の手帖の誌面を開いてみれば、まさに息を呑む絶景や喉が鳴るグルメなどがたっぷりと掲載されています。
さすがは、昔から多くの人が行き交ってきた東海道と中山道。その街道沿いや宿場町には、歴史に育まれた文化が根付いています。
そんな中から、個人的に「ここは行きたい!」と心ひかれた旧街道の注目スポットを紹介しましょう。
まずは東海道、由井宿~興津宿(静岡県静岡市)です。歌川広重の浮世絵にも描かれた富士山の風景が美しい…。
付されたコピーは、「広重が描いた藤野眺めと、古の"浮世"に思いを馳せて」。浮世絵に描かれた往時の面影をたどって、街道を歩きましょう。

(写真ACより)
最初の見どころは由井宿の中心に立つ「静岡市東海道広重美術館」。歌川広重の風景版画を中心に約1400点を収蔵。
版画や肉筆画といった浮世絵の種類や分業制の工程なども分かると言います。前の大河ドラマ「べらぼう」でも描かれた浮世絵の世界に、どっぷり浸ってみたい!
街道沿いのグルメも見逃せません。「東海道中膝栗毛」の主人公、弥次さん喜多さんも愛したという「たまご餅」や、隠れた名産の高級ツナ缶など。
中でも目を引かれたのは、由比湊漁協直営の店で提供される「生桜えび丼」。ピンク色の桜えびがまぶしい…。例年3月下旬から6月下旬は獲れたての絶品が味わえるのだとか。これは食べに行かなくちゃ!
■中山道
続いての注目スポットは、中山道の奈良井宿(長野県塩尻市)。
かつて「奈良井千軒」と呼ばれたほど栄えた奈良井宿へ。付されたコピーは「"千軒"の記憶が息づく、温故知新の宿場町」です。
緑の山々をバックに、昔ながらの木造の建物が所狭しと立ち並ぶ旧中山道の宿場町。
「奈良井千軒」の名残りを残す奈良井宿には、今も1kmにわたって古い町並みがほぼそのままの形で残っています。

(写真ACより)
しかし奈良井宿の魅力は、ただ「変わらない」ことにあるのではないと、本誌は言います。
古い街並みを尊重しながらも新しい価値を生み出そうとする動きが芽生えています。誌面で紹介されているのは、古民家をカフェへと生まれ変わらせた「いずみや」。
梁を見せた店内は足を投げ出せる座敷スタイル。こんな場所で抹茶スイーツとコーヒーを飲んだら、江戸時代と現代がミックスしちゃいそう。
さらに奈良井には、木曽産の良質な天然材木を使った木工や漆器の文化が今も受け継がれています。
伝統を受け継ぐ現代の職人たちが挑むのは、漆器の未来。「常に挑戦する工房でありたい」とある職人は語っています。
誌面に掲載されたコーヒーカップや櫛や小皿は本当に繊細で美しい…。現地でしか手に入らないものも多いのだとか。これは目で見て触れてみたい!
他にも、東海道と中山道の旧街道沿いの注目スポットがたくさん紹介されています。
「人々を癒やすもちもちの旅」(草津宿~大津宿)や「石畳を踏み、往時の怪異奇談を思う」(金谷宿~日坂宿)、「中山道の原風景、サムライロードをゆく」(妻籠宿~馬籠宿)や「諏訪大社のお膝元、中山道唯一の温泉宿場町」(下諏訪宿)などなど。
これは、どこもかしこも行ってみたい!弥次さん喜多さんにならって、街道歩きをはじめてみようかしら。
今日の夢中は、旅の手帖「東海道・中山道 旧街道を歩く」!浮世絵の絶景も江戸から続く名物グルメも…でした。
ありがとう、旅の手帖! ありがとう、特集「東海道・中山道 旧街道を歩く」!









