こんにちは。夢中図書館へようこそ!
館長のふゆきです。
今日の夢中は、「日経エンタテインメント!」2018年12月号、特集「今、読むべきマンガ80」です。
■日経エンタテイメント!
マンガ好きにはたまわらない特集が「日経エンタテインメント!」2018年12月号に組まれました。
そのタイトルは「今、読むべきマンガ80」。
「映画&ドラマ原作から通好みの異色作まで」と冠されています。
いまマンガ界を騒がせている、あの作品この作品を読んで、最新トレンドをチェック!
今日は、同誌推薦の80作品の中から、個人的に「読みたい!」とわき立った作品を取り上げましょう。
■浦沢直樹「あさドラ!」
まずは、浦沢直樹さんの新連載「あさドラ!」。
大好きな作家・浦沢直樹さんの新連載が「ビッグコミックスピリッツ」で始まりました。
そういえば、彼の作品で最初にハマったのが同誌連載の「YAWARA!」でした。
その後、「Happy!」や「20世紀少年」など、よく読んだなぁ、スピリッツ。
なんと、同誌の連載は約11年ぶりなんだそう。おかえり!浦沢さん。
まだ始まったばかりだけど、テイストは「20世紀少年」っぽい感じ。
2020年、怪獣に襲われて火の海となった東京…。おかっぱ頭の少女アサは日本を救うことができるのか?
連載開始とともに注目されているのは、浦沢作品の電子版の解禁。
本作でははじめて、浦沢作品の電子配信がはじまりました。
電子化にはいろいろ意見がありますが、紙か電子かじゃなくて、みんな「作品」を読みたいんだよね。
印刷業界・出版業界の皆さん、ごめんなさい。自分も紙の本が好きだけど、今どきは、媒体は読者が選んでもいいかもね。
■リバイバル系マンガ
続いて、最近ブームになっているという「リバイバル系マンガ」。
「ナニソレ?」ですが、簡単に言うと、昔ヒットした作品を現代によみがえらせているもの。
例えば「プレイボール2」は、ちばあきお氏の名作「プレイボール」の続編。
あれ?ちばあきおさんって亡くなったんじゃ…。そうなんです、筆をとるのはちばさんにインスパイアされたコージィ城倉。
同氏が、原作の雰囲気を受け継いで続編を書いているんです。見た感じ、ホンモノみたい。
同様の作品が「バーサス魚紳さん!」。
「釣りキチ三平外伝」と付されている通り、矢口高雄さんの傑作漫画「釣りキチ三平」のスピンオフです。
三平の兄貴分・魚紳さんを主人公に、その活躍を描きます!「釣りキチ三平」大好きだったなぁ。胸アツです。
■義母と娘のブルース
そして今注目のドラマ&映画の原作マンガ。
近頃はマンガ原作のヒットドラマやヒット映画が数多く生まれています。
現在放映中の10月期ドラマでも結構あるみたい。
「今日から俺は!‼」や「黄昏流星群」は知ってましたが、「中学聖日記」や「ドロ刑」もマンガ原作なんだ…。
ちょい前になりますが、「義母と娘のブルース」もマンガが原作。
綾瀬はるかさん主演の面白いドラマでしたよね。
原作は、おっとびっくり!4コマ漫画です。桜沢鈴さん著。
「義母と娘の20数年を描いた笑いあり感動ありの4コマ漫画」、全2巻。
これ、おもしろそう。ムチャ読みたい!
他にもワクワクドキドキの作品がいっぱい紹介されています。
マンガ好きの皆さん、今月の「日経エンタテインメント!」、ぜひ手にとってみてください。
ありがとう、日経エンタテインメント! マンガ、最高!