華やかな武家文化が息づく「金沢」!史跡めぐりも絶品グルメも

B!

こんにちは。夢中図書館へようこそ!
館長のふゆきです。

今日の夢中は、「旅の手帖」2021年2月号、特集「進化し続ける伝統の町 金沢」です。

■旅の手帖

旅の楽しさ、日本の美しさを伝える旅行雑誌、「旅の手帖」
2021年2月号の特集は、「進化し続ける伝統の町 金沢」です。


旅の手帖 2021年2月号

なんて美しい雪景色なのでしょうか…。
表紙の写真は、金沢の冬の風物詩、兼六園の雪吊りの風景です。

雪吊りは、北陸特有の重い雪から木の枝を守るために行われます。
雪吊りの作業は、毎年11月1日に名木「唐崎松」から始められ、延べ500人の庭師らによって園内の松やツツジなどに施されるのだとか。

この美しい風景に出会いに北陸・金沢に旅に出たい…
ただ、今年ばかりは気軽に出かけることができませんね…。

なので、いまは「旅の手帖」の頁をめくって、冬の金沢に思いを馳せましょう。
いつか旅に出られるその日を願って、今日は「旅の手帖」から金沢にバーチャルトリップに出かけます。

■加賀百万石の史跡めぐり

江戸時代から加賀百万石の城下町として栄えてきた金沢
其処彼処に、華やかな武家文化と藩主前田家の面影が息づいています。

本誌が最初に紹介するのが、「加賀百万石・前田家の史跡めぐり」です。
加賀藩前田家は外様でありながら、徳川将軍家に次ぐ石高を誇る国内最大の大名として名を馳せました。
その豊かな財力は、工芸や芸能と言った文化振興に充てられます。こうして金沢には華やかな武家文化が花開きました。


(兼六園/写真より)

誌面に紹介されているのは、兼六園をはじめとした美麗な百万石の遺産たち
「兼六園」は、5代藩主・前田綱紀が造園に着手し、完成まで180年の歳月が費やされた大名庭園です。
日本の美がすべて詰まっているような美しい庭園は、前田藩の威光が偲ばれますね。

その兼六園に隣接するのが「金沢城公園」です。
藩祖・前田利家が築城した金沢城は、金沢のシンボルとして今も城郭建築の復元が進んでいます。
令和2年には鼠多門と鼠多門橋が完成。全国でも珍しい黒漆喰の城郭建築、これは観に行きたい…。


(金沢城鼠多門・鼠多門橋/写真ACより)

その藩祖・利家と正室・まつが祀られている「尾山神社」
神社としては異色なギヤマンをあしらった3層の神門がなんとも印象的です。
境内には前田利家像も。「槍の又佐」と言われた利家らしく、長い槍を空に突き出す姿はなんとも勇壮。行きたいなぁ…。


(前田利家像/写真ACより)

他にも、前田家の奥方御殿「成巽閣」(せいそんかく)や、徳川家から嫁いだ珠姫を祀る「天徳院」など、前田家ゆかりの史跡がずらり。
これ、歴史ファンにはたまりませんね…。落ち着いたら絶対に行きたいな。そんな風に強く思いました。

■町並みもグルメも

他にも誌面には金沢の魅力が盛り沢山

「金沢の穴場」として紹介されているのは、「にし茶屋街から寺町界隈」
室生犀星や中原中也、井上靖ら作家たちもこの界隈に暮らしていたんですね。
なんとも風情ある町並みです。ぶら歩きしたいな。


(にし茶屋街/写真より)

さらに、誌面を見ただけでお腹が鳴る、「絶品グルメ」も紹介されています。
金沢は食材の宝庫。新鮮な魚介や肉、米、日本酒…。どれもこれも美味しそう…。
特に、ノドグロや甘エビ、ブリなど地魚で彩られた海鮮丼はまぶしすぎます。これは間違いないでしょう。


(海鮮丼/写真ACより)

他にも、御殿様も通った加賀の名湯・温泉や極上の宿泊施設、お土産など情報盛り沢山
大いに金沢気分を味わえました。いつか旅に出れる日が来たら、必ず行きたい町、金沢でした。

ありがとう、旅の手帖! ありがとう、金沢!

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