旅の手帖「廃線跡ハイキング」ノスタルジックで神秘的な廃線旅へ

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こんにちは。夢中図書館へようこそ!
館長のふゆきです。

今日の夢中は、「旅の手帖」2021年9月号、特集「廃線跡ハイキング」です。

■旅の手帖

旅の楽しさ、日本の美しさを伝える旅行雑誌、「旅の手帖」
2021年9月号の特集は、線路があった時代にタイムスリップ「廃線跡ハイキング」です。


旅の手帖2021年9月号

廃線跡ハイキング
いま、鉄道好きやトレッキング愛好家の間でじわじわっと人気を集めてます。

少し涼しくなってくる、これからのシーズンにぴったり。
オープンエアな自然のなかを歩いて行くと、心身ともにリフレッシュされます。

特に、この廃線跡ハイキングが歩くコースは、かつて鉄道が走っていたところ。
どんな人が乗っていて、どんな車窓が広がっていたのか、線路があった時代に思いを馳せるのも楽しいですよね。

そこかしこに当時の面影に出会える廃線跡ウォーク
今日は「旅の手帖」から鉄道が走っていた時代にタイムスリップ。懐かしの風景に出会う旅に出かけましょう。

■信越本線(群馬県)

旅の手帖には、北は北海道から南は九州まで、日本全国の廃線跡がずらり掲載されています。
今日はその中から、個人的に「ここは行きたい!」とそそられたコースを紹介します。


(写真はイメージです)

まずは、信越本線旧線(群馬県安中市)
急勾配を上り下りするためのアプト式列車が走っていた横川~軽井沢間。「アプトの道」と呼ばれるコースです。

最大66.7パーミル(1㎞進むと66.7m高度が上がる)の急勾配を登るために採用されたのが「アプト式」
線路中央にノコギリ型のラックレールを敷き、機関車に取り付けた歯車と噛み合わせることで、峠を登ることを可能にしました。

峠越えの歴史を刻むこのコースは、貴重な鉄道遺構が多数連なっています。
ルート上にはレンガ積みのトンネルが10か所もあり、中には渋沢栄一ゆかりのトンネルも…。


(写真ACより)

ハイライトとなるのが、誌面に見開きで掲載されている「めがね橋」こと碓氷第三橋梁。
建設に使われたレンガの数は200万個という、日本最大のレンガ造りのアーチ橋です。

このコースに付されたコピーは、「遺構から薫る、峠越えの奮闘史」
貴重な資料を収蔵した「碓氷峠鉄道文化むら」に立ち寄るのもおススメ。アプト式列車の歯車も見ることができます。

■福知山線(兵庫県)

続いて、福知山線廃線敷(兵庫県西宮市・宝塚市)
大阪駅から鉄道で30分の近さにある廃線跡。平成28年に一般開放されたばかりの人気のコースです。

このコースの魅力は、渓谷沿いを歩く風光明媚なルート
巨岩と急流がダイナミックな武庫川渓谷を眺めながら、廃線ウォークを楽しめます。


(写真ACより)

コースのシンボル的な第2武庫川橋梁は、周囲の緑と橋梁の朱との対比が美しい。
ここを昔、蒸気機関車なんかが走ってたんですね…。車窓も最高だったことでしょう。

散策路には枕木が残ってたり、道沿いに保線作業の見張り台の跡があったり。
トンネル内部のレンガが煤で黒くなっているのもノスタルジックです。浪漫あふれる廃線跡ハイキングを楽しめますね。

■士幌線(北海道)

そして、北海道の廃線跡。士幌線(上士幌町)です。
誌面を飾るのは、ダイナミックな石造りのアーチ橋。タウシュベツ川橋梁です。


(写真ACより)

昭和30年の糠平ダム建設で水底に沈みましたが、線路を撤去した状態の橋は残っています。
水位によって現れたり消えたりるという「幻の橋」。水没するので痛みが激しく、いつ崩壊してもおかしくないのだとか…。

もともと木材の輸送を目的として鉄路が敷かれた士幌線。
当時は林業で賑わったようですが、今は住む人も少なく、静かな緑の世界に覆われています。

廃線跡に緑が生い茂る風景はなんとも神秘的です。
幻の橋を含めて、まるでジブリの世界のよう…。スピリチュアルな廃線ウォークが楽しめます。


(写真ACより)

他にも、魅力的な廃線跡ハイキングがたくさん紹介されています。
いずれも、時を遡ったかのようなノスタルジックな風景を楽しめます。

線路があった時代にタイムスリップする旅、「廃線跡ハイキング」。
まずは「旅の手帖」の頁から、ノスタルジックで神秘的な廃線旅に出かけてみませんか

ありがとう、旅の手帖! ありがとう、廃線跡ハイキング!

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