こんにちは。夢中図書館へようこそ!
館長のふゆきです。
週刊ダイヤモンドで連載中の元ヤクルトスワローズの宮本慎也氏の連載コラム「洞察」。
今回は、来年3月に開催されるワールドベースボールクラシックに向けて行われた強化試合4試合の総括。…総「喝」かもしれません。
■強化試合の総「喝」
強化試合の結果は、オランダ、メキシコを相手に、ホームで3勝1敗でした。
試合を見た人は皆思ったかもしれませんが、投手陣がよく打たれました。点を取ってもすぐ打たれちゃう。
宮本氏もそこに「喝」を入れます。
4試合でなんと、29失点!藤浪も打たれました。
大リーグ仕様の滑るボールに問題があるのかもしれません。宮本氏は先発に、滑るボールに慣れている大リーガーの招集を提言しています。
田中マー君にダルビッシュ、岩隈も必須。豪華先発陣が出来上がります。
確かにそうすれば、大谷を打者で使えるかもしれませんね。
宮本氏の2つ目の「喝」は、4番中田。
不振でしたね。私は、日本シリーズ疲れかなと思ったのですが、宮本氏は、その原因として、中田のバッティングスタイルを指摘します。
曰く、世界戦では、動くボールを多用する投手が多いので、引っ張るスタイルの打者は難しいとのこと。
特に投手のクセが分からない短期決戦では、引っ張る中田より、センター返し中心の筒香の方がいいのではないかと、自らの考えを披露しています。
■山田の起用法
最後の「喝」は、山田哲人の起用法。
セカンドは広島の菊池がいるので、どうしても山田か菊池が浮いてしまいます。
今回、山田をサードで使うオプションを試しましたが、慣れないポジションのためか苦労していました(エラーも)。
そのせいなのか、バッティングも精彩を欠きましたね。
曰く、慣れないポジションで使うな!。
守備の名手宮本氏の言葉なだけに重いですね。
写真:Wikipediaより
いずれも、無茶苦茶、説得力がありますよね。
小久保監督、今からでも遅くありません。宮本氏をぜひコーチに招集してください。
ワールドベースボールクラシック開幕まであと3ヶ月ちょっと。
期待と不安の入り混じる4試合でしたね。
ありがとう、宮本さん!
早くヤクルトの監督で戻ってきてください!