2018年上期ヒット商品番付 ライブで楽しむ新ヒーロー・新商品

B!

こんにちは。夢中図書館へようこそ!
館長のふゆきです。

今日の夢中は、日経MJ「2018年上期ヒット商品番付」です。

■上期ヒット商品番付

日経MJが、この時期恒例の「ヒット商品番付」、2018年上期(1~6月)のランキングを発表しました。

東の横綱に選出されたのは、「大谷翔平」
高校球児の頃から夢を見ていた米大リーグに、満を持してのチャレンジ。
本場でもピッチャーと打者の二刀流で活躍。大リーグを変えるかもしれませんね。


大谷翔平 挑戦

西の横綱は、「平昌五輪」
日本選手のメダルラッシュが記憶に新しい冬のオリンピック。羽生結弦選手や小平奈緒選手らのメダルで盛り上がりましたね。
ここで一気に国民的な人気を得たのがカーリング女子。「そだねー」は流行語になりました。


Number(ナンバー) 平昌五輪2018 総集編

東の大関は、「フリマ経済圏」
フリマアプリ最大手のメルカリは利用者が1000万人を突破しました。
市場規模はなんと年5000億円規模に成長。新たな経済圏をつくり出しました。

西の大関は、「君たちはどう生きるか」
1937年に出版された吉野源三郎さんの名著が漫画化されてリバイバルヒット。
発行部数は200万部を超えました。ジブリ宮崎駿さんが同名のアニメ映画で復活することも話題となっています。


君たちはどう生きるか

■ライブ感

今回のヒット番付で、日経MJがキーワードとして挙げているのが、「ライブ感」。

盛り上がりを見せているのは、東西の横綱に選出された「大谷翔平」や「平昌五輪」のようなリアルなスポーツだけではありません。
西の関脇に選出された「eスポーツ」は、対戦型ビデオゲームをスタジアムで大観衆に見せる競技。
なんとアジアオリンピックで新種目に採用されるのだとか。いずれ本物の五輪でも…?

もちろん、従来のゲームコンテンツも健在。
1月に発売された「モンスターハンター:ワールド」が東の小結にランクイン。
その世界観はまさにライブの臨場感たっぷり。販売本数は800万本に達しています。


モンスターハンター:ワールド

さらに、生配信の動画を通じて商品を売る「ライブコマース」や、AIとの対話を楽しめる「おしゃべりAI」なども高位にランクイン。
仮想のキャラクターと会話できる「キャラAI」が受けているんだとか。近未来的ですね…。

■各賞

同ヒット番付が殊勲賞に推したのが「是枝裕和」
5月に開催されたカンヌ国際映画祭で、同氏が監督した「万引き家族」がパルムドールを獲得しました。
おめでとうございます!「そして父になる」とか「誰も知らない」とか印象的な作品が多いですよね。
「万引き家族」もぜひ観てみたい!6月8日公開です。


万引き家族 映画ノベライズ/是枝裕和

同じく敢闘賞に推されたのが「松坂大輔」
「平成の怪物」が中日ドラゴンズで見事に復活。
4月30日のDeNA戦で、日本球界で12年ぶりの勝利を挙げました。

一方で、残念賞に挙げられたのが「パワハラ・セクハラ」
レスリングの伊調馨選手へのパワハラ問題や、財務省事務次官のセクハラ問題など、残念なニュースが相次ぎました。
ひとこと言いましょう。いい加減にせーや!いい大人が…。ほんと残念な出来事でした。

残念賞はともかく、ヒット商品番付にランクインした顔ぶれは、いずれも私たちの生活や気持ちを変えてくれたもの。
新しい未来を予感させるものが多くランクインされています。

下期はどんなヒット商品が出るのかしら?楽しみです。
ありがとう、ヒット商品たち! ありがとう、日経MJ!

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