こんにちは。夢中図書館へようこそ!
館長のふゆきです。

今日の夢中は、山本弘著「MM9(エムエムナイン)」です。

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今回は、豊富なラインナップの中から、その表紙に引かれて「MM9(エムエムナイン)」を選びました。

■あらすじ

表紙を見て分かるとおり、怪獣SF小説です。


MM9(エムエムナイン)/山本弘

舞台は、地震や台風と同様に、自然災害の一つとして「怪獣災害」が普通に存在する現代。

有数の怪獣大国である日本では、気象庁内に設置された怪獣対策のスペシャリスト集団「特異生物対策部」、通称「気特対」が昼夜を問わず怪獣対策に奔走しています。

彼らの仕事は、怪獣たちの出現予測に正体の特定、そして果ては怪獣が現れた現場に駆けつけ自衛隊と一緒に作戦行動を執ります。

今日もまた、怪獣が現れたようだ…。
灰田涼や藤澤さくら、室町チーフら気特対のメンバーが現場に向かう…。
彼らは怪獣災害を食い止めることができるのか。

■MM9

ウルトラマンやゴジラが好きな元少年の皆さんはきっとハマりそうな怪獣もの。

面白いのは、怪獣を自然災害の一つとして、人びとが普通に受け容れているという設定。怪獣が現れると、テレビやラジオで怪獣注意報がアナウンスされます。

「本日午後7時10分、怪獣注意報が発令されました。
怪獣3号は小笠原沖の海中を時速40キロで北上しており、明日の夜には関東から中部にかけての太平洋岸に到達する公算が強まっております。」

このように、怪獣の出現も台風予測みたいに普通に扱われている世界。
だから、現代社会の持てる知恵や武器で怪獣を追い払わないといけない。ウルトラマンがいない怪獣退治ってこんなに大変なんだ…。

タイトルになっている「MM」は、モンスター・マグニチュードの略。
怪獣(災害)の規模を表す単位で、地震におけるマグニチュードに相当するものです。
数字が大きいほど規模も大きくなり、最大規模の「MM9」は、身長50~68m、体積は4,000~10,000tにも達します。
MM9クラスの怪獣はまだ確認されておらず、いわば伝説の怪獣(災害)。それをタイトルにした理由とは…。

■脅威!飛来怪獣襲来

「MM9(エムエムナイン)」は全5話で構成されています。
それぞれ1話完結で、怪獣もそれぞれ違うのが出てきます。(一部重複する怪獣もいますが、それは読んでのお楽しみ。)

個人的に好きなのは、第3話「脅威!飛行怪獣襲来」。
出現する怪獣はMM1.5程度と小型ですが、放射性物質を身にまとう厄介者。

この厄介な飛行怪獣が、出現地セネガルから、ユーラシア大陸を横断して、真っ直ぐに日本に飛来してきます。
なぜ一直線に日本に向かって飛んでくるのか。その理由が明らかになったとき、切なくも激しい戦いが始まります。

MM1.5と小型なのも逆に怖い。館内に侵入してくる怪獣。迎え撃つのはデート中だった涼とその恋人…。
ドキドキしますよね。特にこの第3話は、謎解き的な要素もあって面白いです。

こんなスリルあふれる対決の場面もあれば、全く対決に至らないこともあります。
怪獣ものとはいえ、物語はコメディタッチで進む場面も多いので、肩の力を抜いて読むことができます。


MM9-invasion-/山本弘

続編も出ているようなので、ちょっと手を出してみようかな。
おっと、ふたたびAmazonの戦略にハマッってしまった。恐るべし、Amazon…。

ありがとう、MM9! がんばれ、気特対!

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