「歴史人」知られざる名字の歴史!あなたの名字のルーツは?

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こんにちは。夢中図書館へようこそ!
館長のふゆきです。

今日の夢中は、「歴史人」2021年2月号、「名字と家紋の真実」です。

■歴史人

いつも歴史ファンにたまらない情報を届けてくれる「歴史人」
2021年2月号の特集は、日本人のルーツをたどるく「名字と家紋の真実」です。


歴史人2021年2月号

私たち日本人の名前に欠かせない「名字」
ふだん何気なく使っている名字ですが、そこには長い歴史といわれがありました…。

長い歴史を経て今に伝わる名字と家紋をたどることは、日本人の歴史を紐解くこと
「歴史人」特集では、大和・飛鳥時代の名字のはじまりから、明治時代の名字義務化まで、名字の歴史をたどります。

特集名は「名字と家紋の真実」
天皇家から戦国武将、そしてあなたの先祖まで日本人のルーツをたどる総力特集です。

■名字の歴史

名字のはじまりは、大和・飛鳥時代にさかのぼります。
大和朝廷が支配を拡げていく過程で、有力な諸氏に「姓」を下賜することで、豪族を束ねるとともに自らの権力を示しました。
有名なのは、天智天皇が中臣鎌足に授けた「藤原」姓。以降、藤原姓を持つ一族は公家の中で力を増していきます。


藤原氏-権力中枢の一族

平安時代になると、藤原氏の全盛に続き、源氏と平氏が競い合うように繁栄していきます。
実は、源氏と平氏も天皇家の血筋。臣籍降下によって皇族から離れ臣下に列することになった家系ですが、武士化して各地に勢力を拡げました。

源平の争いに勝利した源頼朝は鎌倉に幕府を開くと、御家人となった有力武士に領地を与え、領地名を名乗るのを認めました。
こうして、土地支配の証明として地名を名乗る名字が広がります。北条氏や三浦氏、伊東氏、千葉氏、足利氏などですね。

南北朝の時代になると、諸国の武士が北朝方、南朝方に別れて各地が戦場化。
本拠地を離れて全国各地に土着、やがてその土地で戦国大名化していきます。伊達氏、毛利氏、島津氏なども関東から移り住んだ一族です。

こうして室町時代になると武家の名字はほぼ定まります
有力武将は源氏・平氏の末裔を名乗り、豊臣や徳川などは改姓することで権威や正統性を示そうとしました。


織田家臣団の系図・豊臣家臣団の系図・徳川家臣団の系図

一方、室町・江戸時代には庶民の間にも名字が広まっていきます。そして、明治時代に名字が義務化、すべての国民が名字を名乗ることになりました。
このとき、地形や風景に由来する名字、地名に由来する名字、方位方角に由来する名字、圧倒的な「藤原」にあやかる名字などが新たに作られたと言われています。

■名字ランキング

それでは、あなたの名字のルーツは何でしょうか?
その名字にはどんな由来があるのか、はたまた先祖はどんな人物だったのか…。

「歴史人」が、そんな日本人の名字のルーツを解き明かします。
その名も「令和版 日本の名字ランキングBEST1000」。1000って、ものすごいな…。
ちなみに、最も多い名字BEST10は次の通り。

1位 佐藤
2位 鈴木
3位 高橋
4位 田中
5位 渡辺
6位 伊藤
7位 山本
8位 中村
9位 小林
10位 加藤

本誌には、ランキングだけでなく、その名字の由来も付されています。

たとえば「佐藤」は、そのルーツは平安中期の藤原氏にあります。
平将門追討に功のあった藤原秀郷が源流。その子孫で左衛門尉に任じられた一族が「佐藤」と名乗ったことに始まるとされてます。
佐藤さん、平安から続く名家の子孫なんですね…。


伝説の将軍 藤原秀郷

第2位の「鈴木」は、その発祥の地は大和国穂積郷(奈良県天理市)とされています。
鈴木氏の本姓は穂積氏で、刈った稲穂を積んだ藁を熊野地方で「ススキ」と呼び、これが「鈴木」に転じました。
この鈴木姓が熊野信仰とともに全国に広がりました。鈴木さん、ご先祖様は神官だったのかも…。

第3位「高橋」と第4位「田中」は、地名や地形に由来しています。
「高橋」は、渓谷にかけた橋に由来する地名名字。「田中」は、田園の中を意味する地形名字です。
国土の拡大や稲作の普及と共に全国に広がったと考えらえます。日本の原風景が偲ばれますね。

第5位「渡辺」のルーツは、平安時代の英雄・渡辺綱にあると言われます。
渡辺綱は、大江山の酒呑童子を退治した逸話が残る英雄。渡辺一族はその後も源平争乱などで活躍しました。

第6位「伊藤」は、伊勢に移った藤原氏が主なルーツ。
こちらも源流をたどると藤原秀郷。その子孫が伊勢国に住んだことから「伊藤」を名乗ったと言われます。

これ、止まらないですね(苦笑)。
自分の名字が何位かを知るだけでも興味深いのに、そのルーツまで知れるのはたまりません。

その数なんと1000!あなたの名字は何位なのか。そのルーツはどんなものなのか。
ご関心のある方は「歴史人」の頁をめくってください。

ありがとう、歴史人! ありがとう、「名字と家紋の真実」!

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