こんにちは。夢中図書館へようこそ!
館長のふゆきです。
今日の夢中は、「旅の手帖」2019年12月号、特集「食べに行きたい温泉宿」です。
■旅の手帖
旅の楽しさ、日本の美しさを伝える旅行雑誌、「旅の手帖」。
2019年12月号の特集は、「わざわざ出かける価値あり、食べに行きたい温泉宿」です。
すっかり肌寒くなった日本列島。
こんなときに旅に出るなら、やっぱり「温泉」っていいですよねー。
冷えた身体も、疲れた気持ちも癒してくれる温泉宿。最高です。
さらに、ご当地の「食」の楽しみが加わったら、もう旅の満足度は倍増。
温泉と食。日本には、最高の旅のコンテンツが其処彼処にあります。
今回、「旅の手帖」がとり上げるのは、そんな日本全国の上質な「温泉と食」のコンテンツ。
地元の海山の幸をたっぷり楽しみながら、ゆっくりと温泉に浸かる幸せ…。
その名も「食べに行きたい温泉宿」!
そうそう。こんな特集を待っていました。
誌面にとり上げられているのは、「魚が食べたい」方におススメの温泉宿に、「肉が食べたい」方が満足まちがいなしの温泉宿。
どれもこれも「食べに行きたい温泉宿」ばかりなのですが、今日はその中から、個人的なおススメを紹介します。
■活ヒラメと活アワビ
まずは「いわない温泉 高島旅館」。
北海道岩内町にある「食べに行きたい温泉宿」です。
誌面を開けると目に飛び込んでくる、活ヒラメと活アワビを中心とした北海道の海の幸。
特に、ヒラメの活き造り1尾が圧巻…。薄く切られた身が透明に光り輝き、美味しそうすぎます。
さらに活アワビ3個、毛ガニやモンケ(深海魚)など地元の魚介が加わるおまかせプラン。
鮮度や魚本来の姿や味にこだわった、一番人気なのも納得のラインナップです。
自家源泉の温泉も、加水、加温、循環なしというこだわり。
鮮度抜群の料理と温泉を堪能して、身体も心もほぐされたい…。
■見たこともない魚介
つづいて「輪島温泉 民宿深三」。
石川県輪島市にある「食べに行きたい温泉宿」です。
北陸能登半島のグルメと言えば、ズワイガニか、はたまたのどぐろか…。
と思ったら、この宿が提供する夕食の真ん中には見たこともない魚が陣取っています。
なんでも、地元では「シシッポ」と呼ぶカナガシラという魚なんですって。
珍しい魚や海藻を食べさせてくれると評判の宿。気軽に泊まれるのも売りの宿です。
この宿を営む深見さんは都会から移り住んで試行錯誤しながら、いまの料理と民宿のスタイルをつくり上げたそうです。
「料理はシンプルに、そして都会のスーパーでは売っていない、たぶん見たこともないような珍しい食材を出すようにしています」。
その地でしか味わえない料理と体験を提供してくれる宿。うれしいですね。
■阿蘇の恵み
そして「内牧温泉 親和苑」。
熊本県阿蘇市にある「食べに行きたい温泉宿」です。
木々に生い茂る森の中にたたずむ露天風呂。
名物のあか牛のサーロインステーキ。
ダイニングスペースの窓際には、ずらりと自家製果実酒が並んでいます。
誌面の写真を眺めるだけで、もうそこが非日常の空間であることが分かります。
露天風呂は森の中に2か所、そのほか5棟の離れに専用の露天風呂。貸し切りの内湯もあります。
玄関をくぐった場所に大きなかまどがあって、朝食のご飯はここで炊かれています。
「阿蘇は神が宿る山ですから、その恵みに感謝しながら、毎朝お米を炊いています」。
これは、温泉はもちろん、夕食も朝食も楽しめそうだ…。まさに「食べに行きたい温泉宿」です。
誌面には他にも、眼福の温泉宿がたくさん掲載されています。
まだまだ日本には素敵な旅のスポットがありますね。ゆっくりと食と温泉の旅に出かけてみたい。
そんな気分をわき立たせる「旅の手帖」でした。
ありがとう、旅の手帖! ありがとう、食べに行きたい温泉宿!