魅惑のワイナリーの旅へ「旅の手帖」特集「おいしい日本ワイン」

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こんにちは。夢中図書館へようこそ!
館長のふゆきです。

今日の夢中は、「旅の手帖」2018年11月号、特集「おいしい日本ワイン」です。

■旅の手帖

旅の楽しさ、日本の美しさを伝える旅行雑誌、「旅の手帖」
2018年11月号の特集は2つ。


旅の手帖 2018年11月号

一つは、「秋のひとり旅」
気候も良く、紅葉も美しく輝き、食べものも豊かで美味しい秋。まさに行楽シーズン到来!
…ということで、この季節ならではの魅力たっぴりの旅行先が紹介されています。

例えば、アートと自然美が競演する「箱根」、紅葉の絶景が楽しめる「奥会津」、大自然の神秘と出会える「熊野古道」などなど。
いずれも魅力たっぷりの旅先です。

ただ、今回、館長ふゆきがとり上げるのは、もう一つの特集です。
それがこちら、「風土を感じるブドウの産地へ おいしい日本ワイン」

近年、日本のワインがおいしくなったと、世界各地で評価を上げています。
特に注目されるのが、国内で生産されたブドウを使い、こだわりの「日本ワイン」の醸造に取り組むワイナリーです。

「旅の手帖」2018年11月号は、そんなワイナリーを巡る旅を紹介しています。

■おいしい日本ワイン

まずはウンチクから。
「日本ワイン」とは、日本で収穫されたブドウのみで造られたワインのこと。
一方で、海外材料を用いて国内で造られる果実酒もあり、それも合わせた総称を「国内製造ワイン」と言います。

注目が高まる「日本ワイン」ですが、今年の10月30日以降に製造されるものから、裏ラベルに「日本ワイン」と記載されることになるそうです。
ちなみに、日本において本格的なワイン造りが始まったのは明治7年(1874年)。
現在、日本ワインの生産量は年間約2200万本。生産量の7割を山梨県、長野県、北海道で占めています。


(写真はイメージです)

生産量は海外の有名産地と比べて微々たるものですが、それでも近年、日本ワインが世界で注目されるようになっています。
理由として真っ先に挙げられるのは、日本ワインの品質が大きく向上していること。美味しくなったということですね。

特に、国内のワイナリーが、自身でブドウ栽培を手掛けたり、最新の醸造機器を導入するなど技術向上に取り組んだり、ワイン造りに真摯に取り組んでいることが美味しいワインづくりにつながっています。

うーん、すでに喉がなってきました…(苦笑)。
それでは、「旅の手帖」のページをめくって、絶品の日本ワインを育むワイナリーの旅にでかけましょう。

■ワイナリーの旅

まずは、多くの人に愛される一大ワイン産地「勝沼」(山梨県甲州市)。

勝沼は甲府盆地の北東に位置する、日本を代表するワイン産地。
ここに、大小・新旧さまざまなワイナリーがひしめき合います。

本誌で紹介されているのは、「まるき葡萄酒」と「シャトー・メルシャン勝沼ワイナリー」です。
いずれも、日本初の民間ワイナリーの流れを汲む老舗ワイナリーです。

いずれも施設内を見学できるツアーが用意されていて、ワイン製造の工程や歴史あるセラーなどを見ることができます。
もちろんツアーの最後には試飲も!産地で飲むワインは一味も二味も違うんだろうな。うらやましい…。


(写真はイメージです)

次に、過疎の村がワインで再生、「田沢ワイン村」(長野県東御市)。

人口減に悩む村が、品質の高いワインの生産地として注目を集めるようになりました。
それが、長野県東御市にある「田沢ワイン村」です。

美食家で知られるエッセイスト玉村豊男さんがここに移住してワイナリーを開業したのが発端。
平成20年にワイン特区に認可されると、田沢の地に有名ワイナリーが次々とオープンしました。
ワインを通じて地方創生。素敵ですね。


(写真はイメージです)

他にも新潟市にある「新潟ワインコースト」や大分県宇佐市にある「安心院」など、あまり巷に知られていないワイナリーも紹介されています。
いずれも、その地の気候や自然を生かして、本格ワイナリーに取り組んでいます。

ワイナリー巡りの旅っていいな。
そもそもワイナリーがあるのは自然豊かな場所だし、隠れた産地の旅も新しい発見がありそう。
自慢のワインを試飲できるのもいいですね。

今すぐに出かけたくなりました。
ありがとう、旅の手帖! ありがとう、「おいしい日本ワイン」!

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