呑み鉄旅から温泉旅、スイーツ旅も…「達人と行く青春18きっぷの旅」

B!

こんにちは。夢中図書館へようこそ!
館長のふゆきです。

今日の夢中は、「旅の手帖」2019年7月号、特集「達人と行く青春18きっぷの旅」です。

■旅の手帖

旅の楽しさ、日本の美しさを伝える旅行雑誌、「旅の手帖」
鉄道で行く夏の旅。美しい表紙とともに、この時期にぴったりの特集が届きました。

それがこちら。「達人と行く青春18きっぷの旅」
「愛しさ100%の鉄道旅を」と冠されています。


旅の手帖2019年7月号

青春18きっぷ、昔はよくお世話になったなぁ。旅を楽しむというより、財布を助けるという意味合いが強かったけど(苦笑)。
JRの快速・普通列車が乗り放題。5回分1セットで1万1,850円
利用期間は7月20日~9月10日ということで、「旅の手帖」2019年7月号で、大特集となったわけですね。

誌面を開くと、さまざまなジャンルの達人の「愛」が詰まった旅が掲載されています。
鉄道写真の達人や鉄道遺産の達人などの鉄道のプロはもちろん、パンの達人やレトロ喫茶の達人など、普段は鉄道とは縁の薄そうな方も登場しているのが面白い。

だから、鉄道旅の特集なんですが、鉄道好きの人だけでなくても楽しめる内容です。
「達人と行く青春18きっぷの旅」へ。まずは「旅の手帖」を片手に、バーチャル旅行を楽しみましょう。

■呑み鉄旅

誌面で紹介されているのは12人の達人です。
先述のとおり、鉄道写真の達人、鉄道遺産の達人から、パンの達人、器の達人、郷土玩具の達人など、バラエティに富んだ布陣です。

そんな達人と行く「青春18きっぷの旅」。
どれもこれもこだわりがあって楽しそうなのですが、今日はその中から、個人的に特に惹かれた旅を紹介します。

まずはこちら。「呑み鉄」の達人と行く、甲信越で味な名店はしご鉄
車の旅と違って、鉄道の旅の醍醐味の一つは、お酒を呑めることですね。
「呑み鉄」の達人が薦めるのは、中央本線から甲信越へ、新潟・長野を巡る旅です。


(写真ACより)

まずは中央線に乗って、山梨の塩崎駅から歩いて行けるワイナリーへ。
さまざまな種類のワインを試飲して、ここでしか買えないワインを購入。

さらに小海線に乗って、野辺山駅で手に入れたカマンベールチーズをつまみに、ワインを傾けます。
高原列車から見る車窓が絶景です。これは最高の鉄道旅だ…。

旅はまだ続きます。松本駅で降りて、大信州酒造の純米酒と馬肉料理
観光列車おいこっとに乗って、里山の風景を楽しみながら、地酒旅。
そして新潟に入ると、越後湯沢駅のぽんしゅ館。新潟県内の日本酒をたっぷり楽しみます。

これ、たまんない旅ですね。サイコーです。
とどめは、上野東京ラインのグリーン車に乗って地酒を呑みながら東京駅へ。どんだけ~!?

■九州温泉旅

続いてこちら。「温泉」の達人と行く、九州南下で地域密着湯めぐり
久大本線・吉都線ほかをめぐる旅です。

ローカル線に乗って温泉巡り。これもたまりませんね。
紹介されているのは、総延長600㎞弱、2泊3日で4県をまたぐ旅
青春18きっぷのお手本のような、鉄道三昧のんびり旅です。


(写真ACより)

博多駅を出発して久留米駅。そこから久大本線で「おんせん県」大分へ
天ケ瀬温泉から湯布院、別府と温泉三昧の旅。

さらに日豊本線に乗って宮崎へ。宮崎も隠れた名湯があるんですね。
特に惹かれたのが、オレンジ色の濁り湯が人気の湯之元温泉。
入って5分も立たないうちに全身が銀色の泡に包まれるという炭酸泉はぜひ体験してみたい。

えびの高原線と呼ばれる吉都線の車窓も最高です。
最後は肥薩線で鹿児島中央駅へ。さすがは温泉の達人のおすすめ。濃密な2泊3日の旅ですね。

■北海道スイーツ旅

最後はこちら。「ご当地菓子」の達人と行く、北の大地のご当地スイーツを食べ尽くす旅
函館本線・富良野線ほかをめぐる旅です。

北海道と言えば、食の宝庫。有名なスイーツもたくさんありますね。
ただ、誌面で「ご当地菓子」の達人が紹介する銘菓は、いずれも初めて見るものばかり…。


(写真ACより)

深川駅の銘菓は、三角形の蒸し団子「ウロコダンゴ」
滝川駅では、地元滝川産の小麦を使ったアーモンドクッキー「滝川旅情」
富良野駅では、北海道の中心にある同地にちなんだ銘菓「へそのおまんぢう」

他にもいろんなスイーツが紹介されていますが、極めつけはこれ。
帯広駅、六花亭帯ほろ本店が提供する「サクサクパイ」
賞味期限が3時間という銘菓。コルネ状のパイのなかにカスタードクリームがたっぷり詰まっています。

もちろん、北海道の鉄道旅も車窓から絶景を楽しめます。
花の時期に行くと、2倍3倍楽しめそうですね。

いやぁ、どれもこれも惹かれる旅ばかり。
青春をもう一度!達人おススメの「青春18きっぷの旅」、出かけてみませんか。

ありがとう、旅の手帖! ありがとう、青春18きっぷの旅!

最新の記事はこちらから