旅の手帖「むかし町を歩く」 歴史ロマン薫る町並みを旅する

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こんにちは。夢中図書館へようこそ!
館長のふゆきです。

今日の夢中は、「旅の手帖」2020年10月号、特集「むかし町を歩く」です。

■旅の手帖

旅の楽しさ、日本の美しさを伝える旅行雑誌、「旅の手帖」
2020年10月号の特集は、いざ、歴史ロマン薫る旅へ「むかし町を歩く」です。


旅の手帖2020年10月号

これは、歴史好き&散策好きにはたまらない特集ですね…。
しかも、ようやく涼しくなってきたこの時期にぴったりです。

日本には、城下町や門前町、宿場町、漁師町など、長い間、地元の人たちに大切に守られてきた町があります。
そんな懐かしい町に出会うと、不思議に心やすらぐこと、ありますよね。私たち日本人には、そんな「むかし町」を親しむDNAがあるのかもしれません。

「旅の手帖」2020年10月号は、心安らぐ「むかし町」をずらり掲載
今日はその中から、個人的に特に惹かれた「むかし町」の旅をとり上げます。

■大内宿

まずは、福島県下郷町「大内宿」(おおうちじゅく)。
誌面には、江戸時代にタイムスリップしたかのような町並みが広がります。


(大内宿/写真ACより)

ここは江戸時代、会津西街道の宿場町として栄えました。
明治時代に入り、街道制度が廃止され、大内宿はその役目を終えましたが、地元の人たちが大切に景観を守って来ました。

なんでも大内宿の子供は年1回、8月15日にしか花火ができないそうです。しかも校庭で大人が見守るなか。
それは、万が一にも、茅葺屋根が並ぶ景観を火事で失うことのないように、細心の注意を払っているからです。

館長ふゆきも訪れたことがありますが、江戸時代にタイムスリップしたような風情を感じられる場所です。
ねぎを箸の代わりにして食べる「ねぎ一本そば」も美味しかったっけ…。また行きたくなりました。

会津探訪のたび[後編] 茅葺屋根の街並み"大内宿"と断崖の絶景"塔のへつり"

■萩

続いては、山口県萩市。世界遺産にも登録された「萩」
幕末維新に活躍した志士を数多く輩出した城下町ですね。


(松下村塾/写真ACより)

武家屋敷や豪商の土蔵など、幕末維新の重厚な雰囲気が今も残っています。
特に、城壁と黒板壁の織りなすモノトーンな風景は風情があります。

ここは、特に歴史好きにはたまりませんね
高杉晋作や伊藤博文ら志士を多く輩出した松下村塾、毛利家の居城だった萩城跡、木戸孝允旧宅など、史跡がたっぷり。

まだ行ったことがないんだよなぁ、萩。
特に松下村塾はぜひ行ってみたい。維新の原動力を生んだ場所。そのオーラを感じてみたい…。

■南砺

そして、富山県の西南部「南砺」(なんと)。
古い町並みの宝庫。紙面では「町ごとに色を変える魅力」と紹介されています。


(五箇山・相倉合掌造り/写真ACより)

特に、世界遺産にも登録されている五箇山(ごかやま)の合掌造り集落が有名ですね。
まさに、日本の原風景…。写真を観ただけでも懐かしさを感じます。

「旅の手帖」は五箇山のほかに、寺内町の城端(じょうはな)、門前町の井波(いなみ)も紹介しています。
いずれも「むかし町」情緒たっぷりの町並み。明治時代の駅舎が現役という城端駅もイイ感じです。

その他にも、懐かしい「むかし町」の風景がたくさん、誌面に掲載されています。
観るだけで心やすらぎます。「むかし町を歩く」旅、そろそろ出かける準備をしようかな…。

ありがとう、旅の手帖! ありがとう、特集「むかし町を歩く」!

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