こんにちは。夢中図書館へようこそ!
館長のふゆきです。
今日の夢中は、旅の手帖"「夜」が楽しい旅"!夜にしか出会えない別世界へ、美しい星の町も…です。
「夢中図書館 読書館」は、小説や雑誌などの感想や読みどころを綴る読書ブログです。あなたもお気に入りの一冊を見つけてみませんか?
■旅の手帖
旅の楽しさ、日本の美しさを伝える旅行雑誌、「旅の手帖」。
2024年12月号の特集は、夜空のきれいなこの時期にぴったりの特集が組まれました。
それが、「早く寝るのはもったいない!」と吹き出しの付いた大特集。
「夜」にしか出会えない別世界へ、「夜」が楽しい旅です。
特集ページの巻頭で問いかけられる言葉。「旅先での夜、どう過ごしていますか?」。
うーむ…。温泉浸かって部屋でのんびりか、近くに飲み屋があればそこに出かけるとか、そんな感じかな。
そんな輩にグサリと来るような更なる問いかけ。「夜にしか出会えない風景、夜にしかできない体験をしませんか」。
夜景、星空、動物園に植物園…。旅の手帖が、「夜」に楽しむ旅を提案します。
今日の夢中は、「旅の手帖」2024年12月号、特集「「夜」が楽しい旅」です。
■絶景夜景と鳥取砂丘
誌面をめくって初めに目を奪われるのは、「旅の手帖」おススメの絶景夜景の写真。
富士山と工場夜景のコラボレーション(ふじのくに田子の浦みなと公園/静岡県富士市)、蔵王樹氷ライトアップ(蔵王ロープウェイ/山形県山形市)、広場を埋め尽くすきらめきの絨毯(国営讃岐まんのう公園/香川県まんのう町)などなど。
見惚れてしまうというのは、こういうことか…。夜にきらめく光の世界に心が奪われます。
そんな絶景夜景の数々のあと、「旅の手帖」が特集の一番目に挙げる旅行先が「鳥取県」でした。
(鳥取砂丘夕景/写真ACより)
キャッチコピーは「星取県・鳥取で宇宙浮遊の旅へ」。おススメのスポットは鳥取砂丘です。
鳥取砂丘で夜景かぁ…。写真でも見たことないかも…という多くの人が、誌面の見開き写真を見て驚くでしょう。
「砂丘のうえに寝転がってアラビアンナイト気分」とコメントが付されている通り、まさにそこは千夜一夜の世界。
壮大な鳥取砂丘の地に寝そべりながら、満天の星を満喫できるナイトツアーがあります。天の川が見られるほか、運が良ければ流れ星を目にできることも!これは行ってみたい!
■美しい星の町と夜の植物園
続いての心惹かれた旅先は、美しい星の町「美星町」!こんな名前の町があったんだ…。
岡山県南西部に位置する美星町。その名が示す通り、晴天率が高く、大気の揺らきが少ないことから、壮大な星空を楽しめると天文ファン垂涎の町だとか。
町の皆さんの美しい星空を守る努力にも頭が下がります。1989年に星空を守ることを目的とした「光害防止条例」を制定。
22時以降は消灯を促すなど、地域一体となって星空を守る取り組みを進めています。付されたコピーは「町の人たちが星空を永遠に美しくする」です。
こちらもまた、見開きの夜景写真が美しい…。夜空の麓に写っているのは「美星天文台」。
国内最大規模を誇る公開天文台で、星空はもちろん瀬戸内海沿岸がきらきら輝くのも見えるのだとか。星降る町に行ってみたい!
(美星天文台/写真ACより)
続いて目を奪われた旅先は、「光と音に包まれた幻想的な植物界へ」とコピーが付された京都府立植物園(京都市)。
日本最古の公立植物園である同植物園の、開園100周年を記念したイベント「LIGHT CYCLES KYOTO」(ライトサイクルキョウト)です。
舞台となるのは、約4500種類の植物が展示される観覧温室。全長460mの通路が多彩な光と音に包まれます。
生物多様性をテーマに4つのゾーンが構成。それぞれに植物と光と音楽を鑑賞することができます。
京都の秋の夜長には、紅葉のライトアップもいいですが、神秘的な夜の植物園で時間を過ごすのもいいかもしれません。
(夜の京都府立植物園/写真ACより)
他にも、「星と光の海をゆく乗りもの」(皿倉山ケーブルカー・スロープカー/福岡県北九州市)や「恍惚と熱狂の20時間 高千代夜神楽」(宮崎県高千穂町)など、「夜」を楽しめる旅が満載。
どれもこれも夜をたっぷり満喫できそう…。確かに「夜」を目的に加えると、旅の楽しみも倍加しますね。
「旅の手帖」を参考に、「夜」にしか出会えない別世界へ。「夜」が楽しい旅へ出かけてみたいと思いました。
今日の夢中は、「旅の手帖」2024年12月号特集、早く寝るのはもったいない!「夜」が楽しい旅でした。
ありがとう、旅の手帖! ありがとう、「夜」が楽しい旅!