「お〜い!竜馬」 激動の幕末を駆けた坂本竜馬…手に汗シーン3選

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館長のふゆきです。

今日の夢中は、「お〜い!竜馬」 激動の幕末を駆けた坂本竜馬…手に汗シーン3選です。
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■あらすじ

土佐・高知に生まれた坂本竜馬
「強いサムライにしてみせる」という姉・乙女の願いをよそに、泣き虫で弱虫の幼少時代を過ごします。


お~い!竜馬(1)

そんな竜馬も、友と出会い家族に支えながら、精悍な青年に成長していきます。
彼の願いは、上士と郷士の身分差別をなくすこと…。江戸に出て懸命に剣術修行に励みます。

あるとき、竜馬の人生を動かす事件が発生します。黒船来航です。
巨大な鉄の船を目の当たりにした竜馬は、いつか「あんな船」に乗りたいと口にするのでした…。

そして時代も大きく動いていきます
黒船の圧力から開港を決断する幕府、それに憤り長州藩を中心に尊王攘夷運動が先鋭化していきます。

激動の幕末…。西郷隆盛、桂小五郎、吉田松陰、高杉晋作、武市半平太、勝海舟…。
多くの英雄たちの間を、ニッポンの未来のために駆け続けた男・坂本竜馬。彼はいかに生きたのか…。

■レビュー

「お~い!竜馬」
幕末の風雲児・坂本竜馬の人生を描く、時代マンガです。
「少年ビッグコミック」および「ヤングサンデー」で、1986年から1996年まで連載されました。

原作は、竜馬を熱烈に愛する武田鉄矢さん
作画をてがけたのは、「がんばれ元気」や「あずみ」などで知られる小山ゆうさんです。

もともとは人斬り以蔵を主役とした短編漫画の企画でしたが、武田さんの竜馬愛により、竜馬が主役の連載漫画となりました。
コミックスは全23巻。テレビアニメ化もされている名作です。


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■手に汗!シーン3選

今日は、そんな名作マンガ「お~い!竜馬」から、個人的に心がわき立ったシーンを3つ紹介します。
名付けて「お~い!竜馬、手に汗シーン3選」

竜馬の御前試合

まずは、竜馬の御前試合。コミックスでは第6巻。
江戸の土佐藩邸で、藩主山内容堂の御前で剣術大会が開かれます。
北辰一刀流の千葉道場の代表として出場した竜馬は、前評判を覆す活躍で決勝に駒を進めます。

決勝の相手は、長州藩の剣豪・桂小五郎。後の木戸孝允です。
圧倒的なスピードで剣を繰り出す桂を前に、竜馬は右手一本で上段に構える奇策に出ます。果たして勝負の行方は…?

そして試合の後も見どころの一つ。竜馬は宿敵・山内容堂と会うことになりますが…。
この御前試合は史実と異なるという説が主流ですが、それもマンガの魅力の一つ。竜馬の魅力が際立つ前半の名シーンです。


お~い!竜馬(6)

勝と竜馬の出会い

続いて、コミックスでは第10巻、勝海舟と竜馬が初めて会うシーン
竜馬は、道場の若頭・千葉重太郎と一緒に、幕府の重鎮である勝海舟を訪問します。
その目的は、勝を斬ることでした…。

しかし、勝の壮大なビジョンを聴いた竜馬は、完全に勝に心酔してしまいます。
重太郎が勝を斬ろうとしたその瞬間、勝の前に身を乗り出し、こう叫ぶのでした…。
「勝先生!わしを弟子にしてつかぁされ!」

こちらも異論・異説さまざまありますが、この2人が歴史的な出会いを果たしたのは事実。
やがて、その出会いが幕末の日本史を大きく動かしていくのです…


お~い!竜馬(10)

薩長同盟

そして、竜馬最大の功績とも言える薩長同盟
互いに憎しみ合ってきた薩摩藩と長州藩を同盟させるという奇手です。

しかし、この両藩を邂逅させるのは一筋縄でいきませんでした…。
会談から10日経っても全く進展しない状況に、竜馬が激昂します
「長州がなんじゃー!薩摩がどうしたー!まだそんなちっぽけな藩の対面や意地にこだわっちょるがかーっ…」。

「この同盟は、長州のためでも薩摩のためでもない!!日本のためじゃ!!」
ニッポン人・竜馬の思いは、頑なな薩摩と長州の心を動かしていくのです…。
薩長同盟の行く末は、コミックス第17巻から18巻に描かれています。


お~い!竜馬(17)

いやぁ、幕末の日本を駆け抜けた坂本龍馬…
困難な時代をむかえる今こそ、彼のような高い志を持つリーダーに登場してほしいですね。

ありがとう、竜馬! ありがとう、武田さん&小山さん!

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