こんにちは。夢中図書館へようこそ!
館長のふゆきです。
今日の夢中は、日経MJトレンド、「SNSのあしながおじさん」です。
■日経MJトレンド
いつも私の知らない流行を紹介してくれる日経MJ「トレンド」。
今回とり上げるトレンドは、「SNSのあしながおじさん」です。
SNSで自分が投稿したコメントに、見知らぬ人から「いいね」が寄せられるのは珍しいことではありません。
しかし、SNS全盛のいま、「いいね」の代わりに、お金や物品を贈る人が増えています。…って本当?
日経MJはこの現象を「SNSのあしながおじさん」と呼んで、その正体を探っています。
■ポルカおじさん
「地方の高校生ですが、原宿で髪を切りたい」。
こんな願いをかなえるために、インターネットを通じて知人からカンパを募るアプリがあるのだそう。
それが、フレンドファンディングアプリ「polca(ポルカ)」です。
やりたいことを思いついたら、企画をたてて、必要な金額を知人らから集める。
親友のバースデーパーティー、友だちといく温泉旅行、出産祝いの購入など、思いついたらすぐに利用できるのが特徴。
ここに、知らない人たちの目標に数多く募金する、現代のあしながおじさん、通称「ポルカおじさん」が登場します。
会ったことがなくても、ぷらりと友だちとして現れて、募金して去っていくのだとか。
日経MJは、そんな「ポルカおじさん」の一人への取材に成功しています。
このおじさんがポルカにハマッたきっかけは、「結婚式を挙げられなかった両親の結婚式を開きたい」という高校生の投稿だったんだとか。
たしかに、これは応援したくなる…。
今では、仕事の空き時間など1日5~6回、ネット上で掲載されている目標を調べては募金するんだって。「SNSのあしながおじさん」、ありがとう。
■ふるさとボックス
ツイッターでは、フォロワー同士で地元の名産品をやりとりする「ふるさとボックス」がキテるんだとか。
これは、ツイッターのフォロワーと、金額を設定して、お互いの地元の特産品などを贈り合うというもの。
ふるさと納税の駆け込み申請が殺到した17年末に一気に盛り上がりました。
なんでも、秋田県の女性が沖縄県のフォロワーとやり取りしているうちに、2人とも酒好きであることが分かって、秋田の日本酒と沖縄の泡盛を贈り合うことになったのがはじまりみたい。
これはいい取組みですね。ブログサークルでも似たようなことをしているブロ友たちがいますが、これって、贈る側も贈られる側も、ドキドキわくわくしますね。この辺が広まった理由じゃないかしら。
他にも、海外の見知らぬ人にポイントや品物を気軽に贈れるSNSも人気を集めているそうです。
ここでも「SNSのあしながおじさん」が登場。このおじさんは、海外のユーザー100人以上にポイントを贈っていました。
チップと同じなんだって。見返りなんて求めない。なんともジェントルなおじさんですね。
今どきのあしながおじさんは、SNSを通じてやってくる。みんなの願いがかなうといいですね。
私の願いは、あしながおじさんの好意を悪用するような輩が出てこないこと。振り込めサギならぬ募金サギなんてのが現れませんように。
ありがとう、あしながおじさん!ありがとう、日経MJ!