
こんにちは。夢中図書館へようこそ!
館長のふゆきです。
今日の夢中は、旅の手帖「気ままに青春18きっぷ&お得きっぷの旅」!道内ぐるっと回遊旅も大ローカル線の旅も…です。
「夢中図書館 読書館」は、小説や雑誌などの感想や読みどころを綴る読書ブログです。あなたもお気に入りの一冊を見つけてみませんか?

■旅の手帖
旅の楽しさ、日本の美しさを伝える旅行雑誌、「旅の手帖」。
2025年8月号の特集は、この時期恒例の「青春18きっぷ」を使った鉄道旅です。ただ、今年は「青春18きっぷ」だけではありません。
「青春18きっぷ」に加えて、鉄道各社が出している「お得きっぷ」もとことん使いこなして鉄道旅へ…。
その特集名は、使い方自由、行先自由な夏「気ままに青春18きっぷ&お得きっぷの旅」です。
昨年リニューアルして、3日間用と5日間用が登場した青春18きっぷ。
加えて、JR各社や私鉄各社が出している、多種多様な日数、エリア限定のお得きっぷ。
これらを使いこなせば、北海道から九州まで、得して楽しく、鉄道旅を楽しめます。
巻頭言から旅気分が盛り上がります。「鉄道だからこそ実現できる夏の旅へ」。
この機会に鉄道に乗って、あなたの行きたいあの場所へ。今日は、旅の手帖の誌面から夏の鉄道バーチャル旅に出かけましょう。
■道内ぐるっと回遊旅
誌面には、北海道から九州まで、旅の手帖がおすすめする鉄道の旅が掲載されています。
どれもこれも魅力的なのですが、その中から個人的に「ここは行きたい!」と気持ちが高まった鉄道旅をとり上げましょう。
まずは「青春18きっぷ」を使った北海道旅。釧網本線、富良野線などを使った札幌発2泊3日の旅。
付されたコピーは、「道内ぐるっと回遊!食も絶景もよくばる夏旅」です。
まずは札幌から釧路へ。釧路は水揚げ量が日本一の町ということで魚介が豊富。
ホッケやホタテなど北の海の美味をたっぷり堪能したら、阿寒摩周国立公園の絶景も堪能。さらに公園内にある川湯温泉の湯も楽しむという極上の行程。

(富良野ラベンダー畑/写真ACより)
さらに網走を経由して富良野へ。「富良野・美瑛ノロッコ号」に乗って、富良野盆地に広がる田園風景を眺望。
斜面を紫色に染めるラベンダー畑は圧巻、天然の絵の具で彩られた花畑です。その向こうには十勝岳連峰がそびえ立ちます。
これぞ北海道な美しく壮大な風景だなぁ…。北海道の魅力を存分に満喫できるよくばりな夏旅、今すぐにでも列車に乗りたい!
■大ローカル線の旅
続いて、お得きっぷ「東日本のんびり旅パス」を利用して、長野・新潟・福島をめぐる鉄道旅。
付されたコピーは、「高原を越え秘境をゆく納涼ローカル線」。東京駅発2泊3日の旅です。
これは鉄道ファンにはたまらないローカル線を乗り継ぐ行程。1日目はJR小海線に乗って小淵沢から野辺山へ。
野辺山駅は標高1345.67mのJR線最高駅。高原のさわやかな空気が出迎えてくれます。八ヶ岳山麓の空気とアクティビティを堪能したら下諏訪まで移動して温泉に浸かります。
2日目は下諏訪~会津若松へのロングラン。JR中央線から篠ノ井線、飯山線、上越線、只見線と乗り継ぎます。
なかでも秘境路線として知られる只見線はこの旅のクライマックス。深い緑に覆われた山々と川霧ただよう只見川。その中を2両編成の列車が駆け抜けていく姿はなんとも幻想的…。

(只見線/写真ACより)
3日目は、会津若松駅からJR磐越西線に乗車。車窓から名峰・磐梯山を眺めながら郡山駅へ。
郡山でちょっと買い物を楽しんだら、次はJR水郡線に乗って水戸駅へ。こちらは久慈川の眺めを楽しむことができます。
そして水戸駅から常磐線に乗って東京駅にて旅は終了です。高原も秘境も温泉も楽しめる大ローカル線の旅。これは、お得な切符を使ってお得に旅したいですね!
他にも、お得きっぷ「3・3・SUNデジタルフリーきっぷ」を使ってなんば発2泊3日「1府5県の名城をぐるっと」、お得きっぷ「四国フリーきっぷ」を使って高松発2泊3日「水や自然に絶景。四国のいいとこどり」など、魅惑の鉄道旅がずらり掲載。
鉄道ファンならずとも旅にでかけたくなること間違いなし。さらに、青春18きっぷはもちろん、各地各社にいろんなお得きっぷがあるんだなぁと知りました。
夏の旅をお考えの方は、「旅の手帖」の誌面をめくりながら行先や旅の計画を練ってみてはいかがでしょうか。
今日の夢中は、旅の手帖「気ままに青春18きっぷ&お得きっぷの旅」!道内ぐるっと回遊旅も大ローカル線の旅も…でした。
ありがとう、旅の手帖! ありがとう、特集「気ままに青春18きっぷ&お得きっぷの旅」!