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こんにちは。夢中図書館へようこそ!
館長のふゆきです。

今日の夢中は、日経MJ「2017年上期ヒット商品番付」です。

■上期ヒット商品番付

日経MJが、この時期恒例の「2017年上期ヒット商品番付」を発表しました。

東の横綱に選出されたのは、「稀勢の里」。
19年ぶりの日本人横綱となり、大相撲界を大いに盛り上げました。
3月の春場所では、左腕を痛めながらも逆転優勝。その一生懸命な姿に多くの人が心打たれました。

西の横綱は、「ニンテンドースイッチ」。
任天堂が3月に投入したゲーム機器。Wii Uのつまづきをカバーする人気ぶりで、現在も品薄状態が続いています。
ゼルダの伝説やマリオカートなどの人気ソフトが当初から出荷できたのも大きいですね。

東の大関は、「ヤマト値上げ」。
ネット通販が拡大する一方で、宅配業者の負荷が増している窮状を知らしめました。
意外にも、利用者からは「仕方ない」と同情する声が多かったのも印象的でした。

西の大関は、「GINZA SIX」。
松坂屋跡地に4月にオープンした銀座最大の商業施設です。
高級ブランドを含む241テナントが入り、開業18日で150万人が来館しました。
銀座の新名所になっています。


GINZA SIX HPより)

■若手の活躍

小結には、快進撃を続ける10代の若手二人がランクインしました。
東の小結に、将棋の「藤井聡太」、西の小結に、卓球の「平野美宇」。
二人の影響からか、将棋教室や卓球スクールの人気が高まっているのだとか。
藤井四段の勢いはとどまるところを知らず、連勝記録も関連グッズの売上も、記録的な伸びを続けています。
先般の卓球世界選手権でベスト8入りした13歳、張本くんは下期にランク入りかしら?

ちなみに、若手選手では、殊勲賞に「サッカーW久保」がランクイン。
一人はフル代表で活躍する久保裕也(23)。現在、ベルギーのヘントでゴールを量産中。日本代表でも4試合で2ゴールを挙げるなど結果を出しています。
もう一人は、FC東京の久保建英(16)。10歳からスペインの名門バルセロナの下部組織に所属し、「日本のメッシ」と言われていました。U20日本代表に飛び級で選ばれ、堂々とプレーしています。
二人とも将来の日本サッカーを支える逸材として大いに期待したいですね。

■書籍の健闘

出版不況のなか、書籍の健闘も目立ちます。
東の前頭には、村上春樹さんの新作「騎士団長殺し」がランクイン。
ノーベル文学賞はボブ・ディランに奪われましたが、7年ぶりの長編小説に、世のハルキストたちは書店に殺到しました。

一方、西の前頭に選ばれたのは、「うんこ漢字ドリル」。
全ての例文に「うんこ」が登場する小学生向けの漢字学習ドリル。3月に発売されてすでに227万部を売り上げ、今なお勢いが衰えていません。
勉強嫌いのこどもも、「うんこ」のおかげで(?)、ぶりぶり勉強が捗るようになっているのだとか。

ニッチなところを攻めて予想外の成功を収めているのが、「応仁の乱」。
以前に当「夢中図書館」でもとり上げました(そのときの記事はこちら)が、地味で分かりにくいとして敬遠されていた戦を真剣に取り上げたところ、SNSを中心に反響が広がり、今なお売れている模様。
こちらも西の前頭に選ばれています。

■技能賞と流行語

あと、面白いなと思ったヒット番付は、お笑い芸人「アキラ100%」。
全裸に蝶ネクタイ、お盆1枚で際どい芸をします。2017年の「R-1ぐらんぷり」で優勝して大ブレイク。
ちなみに、彼が受賞しているのは「技能賞」(苦笑)。確かに技術力は高いかも。

もう一つ、成程と思ったのは上期の「流行語」。選ばれたのは「忖度(そんたく)」。
日常生活では聞いたことのなかったこの言葉、ニュースでたびたび耳にして、今では耳馴染みになりました。
その意味は「他人の心中をおしはかること」。
ヒットに結びつくかどうかは分かりませんが、確かに市民権を得ましたね。
ちなみに、きわめて日本的な言葉のため、ぴたりと当てはまる英語の表現が見つからず、外国人記者が混乱する場面もあったそうです。

その他にも、ローソンのでか焼き鳥や、キュキュット泡スプレー、野球の国別対抗戦WBCなど、当図書館でとり上げたネタがランクインしているのは嬉しいところ。
(ローソンでか焼き鳥、キュキュット泡スプレーの記事はこちら、野球の国別対抗戦の記事はこちら。)

いろんなヒット商品が生み出された2017年上期。
この勢いで、なかなか盛り上がらない消費にも火が付くといいですね。
下期も、どんなヒット商品が出るのか、とても楽しみです。明るい話題が多いといいなぁ。

ありがとう、日経MJ!

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