こんにちは。夢中図書館へようこそ!
館長のふゆきです。
今日の夢中は、観光列車で美味と絶景のエクストリーム旅へ!旅の手帖「観光列車、どれに乗る?」です。
「夢中図書館 読書館」は、小説や雑誌などの感想や読みどころを綴る読書ブログです。あなたもお気に入りの一冊を見つけてみませんか?
■旅の手帖
旅の楽しさ、日本の美しさを伝える旅行雑誌、「旅の手帖」。
2024年10月号は、鉄道ファンそしてローカル線ファン歓喜の特集が組まれました。
それが、少しの贅沢で非日常の世界へ…「観光列車、どれに乗る?」です。
表紙の写真は、大分県の由布岳を背に走る観光列車「かんぱち・いちろく」です。
絶景ですよね…。ここだけでなく、日本各地で非日常の旅を楽しめる観光列車が走っています。
グルメ、絶景、おもてなし…。沿線地域と協力してさまざまな楽しみを届けてくれる観光列車は、まさにその土地の醍醐味を味わえます。
なかでも乗っておくべき列車はどれ?旅行専門誌「旅の手帖」がおススメの観光列車を紹介します。
観光列車で楽しむ、秋の美味&絶景。今日の夢中は、旅の手帖「観光列車、どれに乗る?」です。
■かんぱち・いちろく
誌面には魅力的な観光列車がずらり掲載されています。
鉄道ファンが歓喜すること間違いなしの列車写真が盛り沢山。正直、こんなにあったのかと驚きます。
今日は、そんな観光列車の旅の中から、個人的に「これは乗りたい!」とそそられた列車を紹介します。
まずは、表紙を飾る「かんぱち・いちろく」(JR鹿児島本線・久大本線・日豊本線 博多~別府間)。
付されたコピーは、「森を抜け高原をゆく 「五感」すべてを刺激する旅」。
(かんぱち・いちろく/写真ACより)
はじめに五感を刺激されるのは、「かんぱち・いちろく」という列車名の響きですよね。
これは、九州横断鉄道の敷設活動に取り組み久大本線全通に尽力した麻生観八(かんぱち)氏と、湯布院盆地を迂回して由布院駅を通ルートを実現した衛藤一六(いちろく)氏の名前に由来しています。
そんな両氏のおかげで、森を抜け高原をゆく絶景旅を楽しめるのですね…。ありがとうございます。
さらに味覚と嗅覚を楽しませるのが、車内で提供される地産地消の食事。時期に応じて旬の食材を使用、毎日変わるのだとか。これはリピートしたくなりますね…。この列車はぜひ乗ってみたい!
■ゆうすげ号、リゾートしらかみ
続いての乗ってみたい列車は、トロッコ列車「ゆうすげ号」(南阿蘇鉄道 立野~高森間)。
旅の達人が「阿蘇の大自然を満喫するならこの列車!」と太鼓判を押す観光列車です。
2016年4月の熊本地震で甚大な被害を受けた南阿蘇鉄道…。2023年7月に全線で復旧し、「ゆうすげ号」も全線運行を再開しました。
その魅力は、旅の達人のおススメ通り、阿蘇五岳の絶景を楽しめること。窓がないので風と景色をまんま体感できます。
沿線の多彩な無人駅も魅力の一つ。カフェや古本屋などさまざまな活用がされています。これ、ローカル線再生のモデルケースかも…。この路線はぜひ旅してみたい!
(ゆうすげ号/写真ACより)
さらに、観光列車ブームのさきがけ「リゾートしらかみ」(JR奥羽本線・五能線 秋田~青森間)。
「橅」「青池」「くまげら」の3編成がありますが、鉄道写真家曰く「キハ48のくまげらがちょっとアツい」のだとか…。
そんなコアな鉄道ファンでなくとも、この列車旅は絶景や食を存分に楽しめます。車窓からは世界自然遺産の白神山地や男鹿半島の寒風山などの山々を堪能。
さらに日本海沿いを走るポイントでは、車外に出て海に行ける粋なサービスもあります。時間帯によっては日本海に沈む夕日を眺めることもできるのだとか…。
地元の方々が列車に乗り込み特産品を販売する「ふれあい販売」を実施する列車もあり、絶景も名産も心ゆくまで堪能できます。これは行ってみたい!
(リゾートしらかみ/写真ACより)
観光列車って、乗った瞬間から非日常の世界に導かれるみたい…。誌面をめくるほど、観光列車にゴトゴト揺られる姿を夢見てしまいます。
観光列車で美味と絶景のエクストリーム旅へ…。今日の夢中は、「旅の手帖」2024年10月号特集「観光列車、どれに乗る?」でした。
ありがとう、旅の手帖! ありがとう、特集「観光列車、どれに乗る?」!