こんにちは。夢中図書館へようこそ!
館長のふゆきです。
今日の夢中は、おとなの週末「欲望のラーメン」!絶品醤油、もちちゅるつけ麺、おとなの家系も…です。
「夢中図書館 読書館」は、小説や雑誌などの感想や読みどころを綴る読書ブログです。あなたもお気に入りの一冊を見つけてみませんか?
■おとなの週末
食にこだわりのあるおとなのための情報誌「おとなの週末」。
2024年2月号は、年明け恒例となったラーメン特集が組まれました。
今年の特集名は、「欲望のラーメン」。
なんともそそられる特集名じゃないですか…。頁をめくる衝動をかき立てられるようなネームです。
これまで「あっさり」を中心に紹介してきた同誌ですが、今年は欲望のままに「こってり」にも踏み込みました。
新店や町中華、こってりな家系などを実食調査。おススメのラーメン店を掲載しています。
はたして、どんなラーメンが紹介されているのでしょうか。
今日の夢中は、「おとなの週末」の年明け恒例の一大特集「欲望のラーメン」です。
■欲望を満たす一杯
特集の巻頭をかざるのは、「欲望を満たす一杯」と銘打たれた頁です。
「めくるめく官能と恍惚に酔いしれる」なんて言葉が冠されています。
そんなネーミングが誇張に思えないほど、なんとも欲望をかき立てられるラーメンが掲載されています。
見開きで目に飛び込んでくるのは、「一条流がんこ総本家分家」(四谷荒木町)の"100ラーメン"と、「支那そば たんたん亭」(浜田山)の”チャーシューミックスワンタンメン”。
これがもう、ひと目見ただけで美味いのが分かる丼姿。しかも具材がこんもり乗っていてボリュームたっぷり…。
これはまさに「欲望を満たす一杯」です。どっちも行ったことがないんだよな…。今年行くべきラーメン店としてチェックしておきましょう。
■最新の三ツ星ラーメン
さらに誌面は、「最新の三ツ星ラーメン」と銘打った新店特集が続きます。
東京を中心に約1年間で開店した店を調査、醤油、塩、つけ麺の3ジャンルで「今食べるべき」14件が紹介されています。
こちらも、ほとんど行ったことがないラーメン店ばかり。真っ先に紹介されているのが、醤油部門の「there is ramen」(荻窪)です。
琥珀色のスープと大量のチャーシューが美味しそう…。付されているコピーは「見た目の期待を裏切らない幸せあふれる一杯」。大量の煮干しを使用したスープを飲んで幸せになりたい…。
さらに塩部門で最初に掲載されているのは、「Japanese Ramen 五感」(池袋)。
コンセプトは、純国産の食材でどこまでおいしいラーメンをつくれるか。比内地鶏や天然ハマグリなどが使われています。純国産のクラフトビールやウィスキーもあるのだとか。否応なく欲望が高まります…。
そしてつけ麺部門で記者が「独創的」と称賛するのが、名店「ほん田」の新ブランド「本田麺業」(神田)。
いわく「もちちゅる、ふわふわの極太麺がインパクト大。スープも清湯でもパンチが効いていて相性抜群」。掲載されている写真も、麺が光り輝いています。スープを使った炊き込みご飯もおいしそう…。
■おとなの家系
これまで「あっさり」を中心にオススメしてきた「おとなの週末」が、ついに「こってり」にも踏み込みました。
特集ジャンルは「家系ラーメン」。おとな世代はその脂っこさから敬遠する人も…。ただ、最近ではそんなおとな世代も納得の洗練された家系が登場しています。
特集名は「おとなの家系」。最近、既存の人気店が新ブランドとして家系を立ち上げるパターンが続出。
これが、家系らしさは残しつつもライトや上品寄りに味をシフトしていて、家系の新潮流を生んでいます。
誌面ではじめに紹介されているのが、淡麗煮干しで人気の「らぁめん小池」が手掛ける新ブランド「こいけのいえけい」(巣鴨)。
「品よく軽やかな旨さ」は、淡麗煮干しで培った技をつぎ込んでいるからか。脂っこいのが苦手の記者も完飲・完食したという一杯。これは食べてみたい…。
誌面には他にも、「おとなの週末」おススメのラーメン店がずらり掲載されています。
写真がどれも美味しそうだから、見てるだけで食欲がかき立てられます。まさに「欲望のラーメン」。この一冊で、“今年行くべきラーメン店“が一気に増えました。
ありがとう、おとなの週末! ありがとう、特集「欲望のラーメン」!