あなたの知らない町へ見たことのない絶景へ「のんびり青春18きっぷひとり旅」

こんにちは。夢中図書館へようこそ!
館長のふゆきです。

今日の夢中は、あなたの知らない町へ見たことのない絶景へ「のんびり青春18きっぷひとり旅」です。
「夢中図書館 読書館」は、小説や雑誌などの感想や読みどころを綴る読書ブログです。あなたもお気に入りの一冊を見つけてみませんか?

■旅の手帖

旅の楽しさ、日本の美しさを伝える旅行雑誌、「旅の手帖」
2023年7月号の特集は、この時期恒例の「青春18きっぷ」を使った旅の特集です。


旅の手帖2023年7月号

特集名は「のんびり青春18きっぷひとり旅」
「乗り降り自由フル活用で未体験ゾーンへ」というサブワードが付されています。

巻頭の見開き頁には、大自然のなかを走るローカル線の写真をバックに、こんな旅の誘いが記されています。

たっぷり時間を使って自由に乗り降りできる青春18きっぷは、まさにひとり旅向き。
気ままな途中下車で突如知らない町へ降り立つ快感。
こんなところにこんな場所?といった発見と驚き。
観光地だけでなく温泉や酒場に立ち寄ったり、ぼんやり駅舎を眺めてみたり。
各駅停車で自由な旅をしてみませんか?

この巻頭言を読むだけで、今すぐ旅に出たくなります…。
これぞ旅の醍醐味…乗り降り自由の青春18きっぷでひとり気ままな鉄道旅へ

今年も夏の青春18きっぷの季節がやってきました。乗り降り自由フル活用で、あなたの知らない町へ、あなたの見たことのない絶景へ…。
今日の夢中は、「旅の手帖」の特集「のんびり青春18きっぷひとり旅」です。

■只見線の旅

「旅の手帖」誌面には、魅力的な鉄道旅がたっぷり紹介されています。
今日は、その中から、個人的に旅心をかき立てられた旅を紹介しましょう。

まずは、上越線や只見線などをめぐる1泊2日の旅。
渓谷の絶景をつなぐ憧れのローカル線「祝・全線再開!只見線の車窓にときめく」です。

旅のクライマックスとなる只見線は、新潟の小出駅から会津若松駅までの約135㎞を結ぶローカル線。
2011年の豪雨で大被害を受けましたが、昨秋に全線運転を再開。復活を遂げた秘境路線を青春18きっぷで堪能しましょう。

沿線には秘境路線ならではの見どころや絶景スポットがいっぱい。
只見駅から自転車を借りて只見ダムへ…。さらに会津宮下駅から褐色の源泉かけ流しの宮下温泉へ…。


(第一只見川橋梁/写真ACより)

会津地鶏や会津産馬刺しを楽しんだら、翌朝に第一只見川橋梁ビューポイントへ…。
そこは、青空と橋梁、列車を鏡のように映す渓谷…。誌面の写真を眺めただけで息をのむ絶景です。

さらに、渓谷美は只見線の車窓からも楽しめます。
記者曰く「さまざまな"幸せ"に心揺さぶられた旅だった」。いいなぁ…只見線に乗って心揺さぶられたい

■飯山線・篠ノ井線の旅

続いて、飯山線や篠ノ井線などをめぐる1泊2日の旅。
山間に広がる美しい自然を満喫「日本の原風景を辿る信州旅」です。

1日目は、十日町から観光列車「おいこっと」に乗って、のんびり田舎風景のなかをゴトゴト鉄道旅…。
島崎藤村が「雪国の小京都」と呼んだ飯山で途中下車しましょう。そこは自然や古刹など古き良き日本の原風景が残ります。


(姨捨の棚田/写真ACより)

2日目は、長野から篠ノ井線の旅へ。途中、姨捨駅付近から眼下に広がる美しい棚田
日本三大車窓の一つに数えられる絶景です。すべての棚田に月が映る「田毎の月」で知られる名所…。

ちなみに、標高551mの姨捨駅は、全国的にも珍しいスイッチバックが行われる駅
絶景もスイッチバックも楽しめる信州旅…。信州は名湯も多いんだよね。ここはぜひのんびりと旅してみたい

■鶴見線・内房線の旅

そして、次なる旅は都内近郊…鶴見線や内房線をめぐる日帰り旅。
海の恵みと絶景に癒される「フェリーも使って東京湾をぐるり」です。

記者がまず向かったのは、鶴見線の終点「海芝浦駅」。ここは知る人ぞ知る「都心の秘境駅」です。
なぜ秘境かというと、隣接する工場関係者以外出られないから。ただ、出られなくとも目の前には京浜工業地帯と海の風景が広がります。

「工場映え」の景色を楽しんだら、久里浜線とバスを乗り継いで久里浜港へ。
そこから別料金で東京湾フェリーに乗って房総へ渡ります。運が良ければクジラやイルカを見ることもできるそう…。

そして房総・浜金谷駅から内房線の絶景旅へ。特に、誌面を飾る原岡海岸からの夕景はすばらしい…。
桟橋の先に東京湾越しの富士と夕日が広がります。これはたまりません…。都内近郊の鉄道旅で癒されるってのもいいなぁ…。


(原岡桟橋/写真ACより)

他にも、北海道や東北、北陸、山陰山陽、四国から九州まで、日本全国のおすすめ鉄道旅がずらり
きっと皆さんにお気に入りの旅が見つかると思います。

この夏は青春18きっぷを持って、気ままにのんびりひとり旅へ…。
どこに行くか迷ったら、思い切って旅の手帖の誌面を開いた場所に行ってみるのもいいかもしれません。

今日の夢中は、乗り降り自由フル活用で未体験ゾーンへ…「のんびり青春18きっぷひとり旅」でした。
ありがとう、旅の手帖! ありがとう、青春18きっぷの旅!

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