こんにちは。夢中図書館へようこそ!
館長のふゆきです。
今日の夢中は、旅の手帖「とっておきの北海道」!広大な緑の大地、圧巻の生命力、カムイとともに生きる地へ…です。
「夢中図書館 読書館」は、小説や雑誌などの感想や読みどころを綴る読書ブログです。あなたもお気に入りの一冊を見つけてみませんか?
■旅の手帖
旅の楽しさ、日本の美しさを伝える旅行雑誌、「旅の手帖」。
2024年6月号は、いつも「行きたい」「行ってよかった」旅行先に挙げられる「北海道」を大特集。
その特集名は、絶景・温泉・グルメ 全部まんぞく…「とっておきの北海道」です。
もう、表紙の写真を見ただけで旅に出たくなる。こちらは洞爺湖でのカヌー体験を撮影した一コマです。
この表紙の写真だけでなく、北海道には魅惑のスポットがたくさんあります。
大スケールの絶景、各所に湧き出す温泉、大地と海が育むグルメ…。その広大さに相応しい数知れない魅力があふれています。
そんな魅力満載の北海道から、「旅の手帖」が9つのエリアを厳選、それぞれのおすすめ旅を紹介してくれます。
気持ちいい、心地いい、北海道へ。今日の夢中は、旅の手帖「とっておきの北海道」です。
■広大な緑の大地・十勝
誌面には、「旅の手帖」おすすめの9エリアが紹介されていますが、その中でも特に「ここは行きたい!」と心惹かれた旅先を紹介しましょう。
まずは、「広大な大地と相思相愛 スイートでホットな極楽へ」。帯広市・上士幌町です。
誌面には広大な緑の大地と源泉かけ流し銭湯、なんとも美味しそうなスイーツの写真が掲載されています。
(上士幌町ナイタイ高原/写真ACより)
曰く「十勝・帯広にはかけ流しの温泉銭湯とスイーツの文化が根付いている」。
帯広には源泉かけ流しの銭湯が多く点在。その泉質は植物性の成分を多く含み、お肌をツルスベにする美人の湯。これがワンコインで堪能できるそう。
そして広大な十勝平野を抱える同エリアは、小麦粉や小豆といった農産物の生産が盛ん。さらに道内随一の酪農地帯でもあります。
それら豊かな大地の産物からつくられるスイーツが美味しくないわけがありません。曰く「十勝の大地は甘くて、うまい」。誌面のジェラートもケーキも美味しそうです…。
■圧巻の生命力・知床
続いて、「道東の最果てでド級スケールの生命力を浴びる」。斜里町・知床半島です。
誌面を見開きで飾る知床半島の空撮写真が圧巻…。その美しさと力強さに息を呑みます。
(知床半島/写真ACより)
頁をめくると、断崖絶壁を流れる「フレペの滝」や奇岩の絶景「オロンコ岩」、神秘的なパノラマ「知床五湖」など、息を呑む風景写真が続きます。
こうした大自然が数多くの生命を育んでいます。同エリアでは、エゾシカやキタキツネを見かけない日のほうが希なのだとか。
まさに「ド級スケールの生命力を浴びる」。野生動物に会ったら遠くからそっと見守ることが大切だそうです。
グルメも美味しそう…。スモークサーモンに、イクラをふんだんに使用したパスタ…。オホーツクの海の幸を食べ尽くしたい!
■カムイとともに生きる地・大雪山麓
そして、「大雪山の麓 カムイとともに生きる地へ」。旭川市・上川町・東川町です。
これまた見開きを飾る大雪山の写真が圧巻。アイヌ民族に「カムイミンタラ(神々が遊ぶ庭)」と呼ばれる霊峰です。
(大雪山/写真ACより)
大雪山麓に広がる上川盆地には、上川アイヌの文化が根付いています。
同エリアにある博物館やアイヌ記念館でアイヌの伝統工芸や文化に触れるのは、学びにも癒しにもなりそう…。
さらに興味を惹かれたのは、アイヌ民族の食文化。漫画「ゴールデンカムイ」では、アシリパの料理が名物シーンになっていました。
アイヌにとっては肉も魚も山菜もすべてカムイからの贈り物。だから食べ物を大切に「おいしい、おいしい」と感謝しながら食べるそうです。アイヌから学ぶことは多そうですね…。
他にも誌面には、ワインとバラめぐり「岩見沢市・三笠市」や火山が育む温泉天国「蘭越町・ニセコ町」など、魅力的なエリアがずらり掲載されています。
やっぱり行きたい北海道…。北に旅したい気持ちが高まること必至の「旅の手帖」特集「とっておきの北海道」でした。
ありがとう、旅の手帖! ありがとう、特集「とっておきの北海道」!