こんにちは。夢中図書館へようこそ!
館長のふゆきです。
今日の夢中は、「旅の手帖」2021年11月号の2大特集、ステキ列車の旅と天下分け目の歴史旅です。
■旅の手帖
旅の楽しさ、日本の美しさを伝える旅行雑誌、「旅の手帖」。
2021年11月号は、旅好き&歴史好きにはたまらない2大特集が組まれています。
第1特集「あなたはいくつ乗った?"ステキ列車"大集合」。
第2特集「武将たちゆかりの地へ 天下分け目の合戦を旅する」。
これは、興味をそそられ過ぎる…。
旅の手帖さん、なんで号を分けてくれなかったんですかー。どっちもコッテリ堪能したいテーマです。
ということで、この号は個人的に永久保存版決定です。
どっちの旅にも出かけたい。まずは、旅の手帖の誌面から、ステキ列車の旅と天下分け目の歴史旅に出かけましょう。
■ステキ列車の旅
まずは、第1特集「"ステキ列車"大集合」。誌面には、全国の素敵な列車がずらり大集合。
乗ること自体が観光や目的になる列車の旅が紹介されています。
たとえば、列車丸ごと、走る東北レストラン「TOHOKU EMOTION」。
JR八戸線を走るレストラン列車で、三陸の海辺の景色を眺めながら、東北の食材を使ったコース料理をいただけます。
誌面を飾る海辺の景色は絶景だし、ライブキッチンで調理される料理も美味しそう…。列車の中でコース料理と沿線観光が楽しめるって、最高でしょう!
さらに、国内唯一の夜行寝台特急「サンライズ瀬戸・出雲」。
一時は数多くあった寝台特急も今やこの列車だけ…。だからこそ、その列車旅は多くの旅びとを惹き付けます。
記者はいつも海側2階のB寝台個室を予約するのだとか。理由は「朝日を眺めたいから」。これは早起きしちゃいますね!
そして、ノスタルジー満点のSLの旅。
紙面では、「SLパレオエクスプレス」(秩父鉄道)、「かわね路号」(大井川鐡道)、「SL人吉」(JR九州)が紹介されています。
「猛々しくも朗々とした汽笛がホームに響き渡ったかと思うと、まもなくガタンッと客車が揺れ、シュッシュッと蒸気を吐きながら重々しく列車が走り始めた」。もう、この表現だけで旅情が高まりますね!
他にも「ステキ列車」がずらり掲載されています。
乗って楽しい列車が日本を席巻中。これはぜんぶ乗ってみたい…。
■天下分け目の合戦の旅
続いて、第2特集「天下分け目の合戦を旅する」。
戦国時代最大の合戦、関ヶ原の戦い。決戦の地をはじめ、中心となった武将ゆかりの地を訪れる歴史旅です。
まずは、いざ古戦場へ!戦いの舞台となった関ヶ原には多くの史跡が残っています。
徳川家康の陣地・床机場や石田三成陣跡・笹尾山、小早川秀秋陣跡・松尾山など、歴史ファンにはたまらない名所がいっぱい!
しかも2020年10月には「岐阜関ケ原古戦場記念館」が開館。学んで歩いて体感する…。これはたまりません!
この天下分け目の戦いの帰趨を握った武将たちゆかりの地を訪れる旅も興味をそそられます。
誌面で紹介されているのは、徳川家康ゆかりの地、愛知県岡崎市。家康はこの地で生まれ、織田氏・今川氏の人質時代を経て、ここ岡崎に戻り再起を誓いました。
その生誕と再起の場所が岡崎城、天下人を生んだ名城です。ここは絶対に訪れたい…。
さらに、西軍総大将の毛利輝元ゆかりの地として紹介されているのは、広島県福山市。
輝元創建と伝えられる阿伏兎観音は、岩に積んだ石垣の上に赤塗りの観音堂が建っています。絶景です…。
他にも、徳川四天王の一人・井伊直政ゆかりの静岡県浜松市や、西軍の副大将・宇喜多秀家ゆかりの岡山県岡山市、敵を攻めながら退却する奇策「島津の退け口」で勇名を馳せた島津義弘ゆかりの鹿児島県日置市など、歴史ファンなら心躍ること間違いなしの史跡名所が紹介されています。
歴史ファンでなくとも、誌面に掲載されている各地のグルメに目を奪われるはず。こちらもぜんぶ行ってみたい…。
これはもう、一気に旅に出たいオーラが噴出してしまいました。
そのオーラを解き放つそのときまで、「旅の手帖」の誌面でバーチャル旅を楽しむこととしましょう。
ありがとう、旅の手帖! ありがとう、ステキ列車の旅&天下分け目の歴史旅!