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こんにちは。夢中図書館へようこそ!
館長のふゆきです。

今回の「夢中」は、「歴史人」2017年1月号です。

■真田丸ロスの人たちへ

表紙の真ん中に記載されるは、次の言葉。
「真田幸村と大阪の陣、目指すは家康の首、ただひとつ!」

いよいよクライマックスを迎えたNHK大河ドラマ「真田丸」。
最終回を迎えた暁には、きっと「真田丸ロス」あるいは「幸村ロス」が大量発生するであろう。

そんな真田丸ファンのためになのか、最後にひと稼ぎするためなのか、
月刊誌「歴史人」が2017年1月号で渾身の真田幸村特集です!

■真田丸の「もしも」

歴史に「もしも」があったなら…。この特集を読んで、いろんな「もしも」に思いを巡らしました。

例えば、もしも豊臣秀頼が生き延びていたら…。

史書によると、二条城で徳川家康と豊臣秀頼がはじめて会見したとき、
秀頼は、身長六尺五寸(197cm)、体重四十三貫(161kg)という類まれな偉丈夫だったそうです。

横綱白鳳が身長192cm、体重155kgだから、あんな巨体が家康との会見の場に現れたことになります。
これまでの秀頼像といえば、母親茶々殿の言いなりの、ひ弱なボンボン青年。実はまったく違うぢゃないか!
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※豊臣秀頼:Wikipediaより

老齢の家康が苦い思いをしたことは間違いありません。「いまのうちに、豊臣家を滅ぼさないといけない」。
このとき徳川家康70歳、片や豊臣秀頼19歳。「時間」は確実に秀頼に味方するはずです。
実際に、この会見の4年後の大阪夏の陣で秀頼は命を落としますが、その翌年に家康は死没しています。

もしも、秀頼が家康のイチャモンをうまくいなして、時間をかせぐことができたなら…。
「巨漢」秀頼は、武勇を増していたはずですし、日の本の人気も高まって、不人気の2代将軍秀忠は窮地に立たされたのではないでしょうか。

■もしも真田昌幸が…

例えば、もしも真田昌幸が大阪冬の陣まで生きていたら…。
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※真田昌幸:Wikipediaより

真田幸村の父昌幸が配流の地、九度山で没したのは、大阪冬の陣のわずか3年前でした。
九度山において、昌幸は、近い将来に起こるであろう徳川と豊臣の決戦の策を練ったといいます。
その秘策は幸村に引き継がれるのですが、昌幸は、「世に知られていない幸村では、策を上申しても退けられるであろう」と懸念を呈します。

もし自分があと少し生きられたら…。幸村の才能を知らしめられたなら…。
昌幸の「もしも」は現実のものになります。
大阪の陣において、幸村が進言した城外出撃策や奇襲策はことごとく大野治長ら守旧派に退けられます。

皮肉にも、大阪冬の陣において、ようやく幸村の名がとどろくことになりますが、
2度も徳川の大群を退けた実績のある昌幸の献策であったなら、同じ奇襲策であっても採用されていたかもしれません。そうすれば家康も…。なんて思ってしまう「もしも」なのでした。

同じように、豊臣恩顧の家臣が生き残っていたらという「もしも」も考えないわけにいきません。
先ほど、寿命という「時間」の重要性を説きましたが、関が原から大阪冬の陣が勃発するまでの間に、家康よりも年下の豊臣恩顧の武将が相次いで亡くなっています。
加藤清正(享年50歳)、池田輝政(享年49歳)、前田利長(享年53歳)、浅野幸長(享年38歳)。

清正には暗殺説があるほど、徳川方が、関が原以降、豊臣家を弱体化させる謀略戦を仕掛けていったのは間違いないでしょう。
これら勇壮な武将のうち何人かでも大坂の陣まで生きていてくれたなら、形勢は大きく変わっていたかもしれません。

■もしも幸村が…

最後のきわめつけの「もしも」は、幸村が生き延びたというもの。

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※真田幸村:Wikipediaより

実際に、鹿児島県や秋田県には幸村の墓があるそう(なぜ2つ?)。
秋田の伝説のほうは、幸村の娘お田の方が秋田佐竹藩に嫁いでおり、その庇護を受けて75歳まで生きたとされています。
義経伝説同様、ロマンがありますね。

他にも、本誌には、「真田丸」決戦の詳細や、大阪牢人衆のトリビアな情報が満載です。
「真田丸」ファンなら(ならずとも?)必読でしょう。

参考まで、その表紙に記載されてある、胸が高鳴るような特集記事のエッセンスを紹介します。

「壮絶な最期!真田幸村はなぜ豊臣に殉じたのか?」
「義を貫いた戦国最強の知将は最後まであきらめない!」
「大阪牢人五人衆それぞれの決意」
「豊臣家を孤立させた家康の謀略戦」
「戦国最後の戦い、大阪夏の陣の全貌」
「幸村生存伝説の真相に迫る!」

来る「真田丸ロス」を乗り切るために、オススメです。
夢をありがとう、幸村!

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