こんにちは。夢中図書館へようこそ!
館長のふゆきです。
今日の夢中は、日経MJトレンドから、「釣りガールは行動派」です。
■日経MJトレンド
いつも私の知らない流行を紹介してくれる日経MJトレンド。
今日とり上げるトレンドは、「釣りガールは行動派」です。
釣りをこよなく愛する「釣りガール」が増えている。
日経MJはこんな書き出しで、いまキテるというトレンド「釣りガール」にスポットを当てています。
釣りと言えば、男性の趣味という感じですよね…。しかし今、そんなイメージが変わろうとしています。
なんと、堤防や釣り船に女性の姿が当たり前に見られるようになっているのだとか…。
ほんと?少年の頃、釣りが大好きだった館長ふゆきには驚きのトレンドです。
今日は日経MJが注目するトレンド、「釣りガールは行動派」をとり上げます。
■釣りガールは行動派
「行動派」の見出しの通り、釣りガールの特徴は情報発信力と行動力です。
「釣りの魅力をもっと多くの人に伝えたい」と、全国の釣り好き女子12人が立ち上げたのが、一般社団法人女性フィッシング協会。
トイレの設置や清掃などの環境整備、釣りイベントの開催などの活動で、女性にも優しい釣りをアピール。
各メンバーがSNSで釣りの魅力を発信しています。
何しろメンバーは、釣りにハマって台湾やマレーシアなど海外に釣り旅行に行ったり、仕事で釣りに行けない時は家でリールをいじってるという強者。
「釣りの魅力を伝えて仲間を増やしていきたい」と積極的に活動を展開しています。さすが「釣りガールは行動派」。
この流れに乗って、釣り具メーカーや釣具店、船宿なども女性ファンの獲得に力を入れています。
この1月下旬には、釣り具メーカー団体が主催する「アングラーズアイドル2021」の最終選考会が行われました。
アングラーズアイドルに選ばれたのは池山智瑛(ちあき)さん。
釣り歴1年半ながらどっぷりハマっていて、釣りの様子から料理するところまでSNSに投稿しています。
これは楽しそう…。彼女のSNSから釣りに関心を持つ人も増えるような予感がします。
■放課後ていぼう日誌
女性が活躍する釣りマンガも増えてきています。
「放課後ていぼう日誌」は、女子高生が主人公の釣りガールの物語。
生き物が苦手でインドア派の鶴木陽渚(つるぎひな)は、ふとしたきっかけで謎の「ていぼう部」に入部させられ、釣りをはじめることに…。
個性的な部員たちと様々な釣りに挑戦しながら、釣り未経験者の陽渚が釣りガールに成長していく姿を描きます。
釣りマンガと言えばこれまで、「釣りキチ三平」や「釣りバカ日誌」など、釣りが上手な少年やオジサンが主人公というのが定番でした。
それをくつがえすような、釣り初心者しかも女子が主人公という斬新な設定で、大きな反響を呼んでいます。
釣りのハードルを一気に下げて、かわいらしい女子高生を主人公にしたことで、釣りマンガに女子の読者を新たに獲得。
さらに釣りガールとして成長していくストーリーは、子供などファミリー層にも受けました。
気づけば「放課後ていぼう日誌」は、累積発行部数100万部の人気作品に。2020年にはアニメ化もされています。
これは本当にトレンドが来てるかも…。
昭和の時代は、「三平」にあこがれた少年が釣りに参戦しました。
令和の時代は、「陽渚」をはじめとした釣りガールにあこがれる女子が釣りブームをけん引します。
日経MJトレンド「釣りガールは行動派」。かつての釣りボーイも負けてはいられません。
これはそろそろ釣り道具を手入れして、堤防に出かけようかな…。
ありがとう、日経MJ! ありがとう、トレンド「釣りガールは行動派」!