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熊本城、姫路城に安土城!戦国城主の夢の系譜”日本の名城を巡る”。

こんにちは。夢中図書館へようこそ!
館長のふゆきです。

今日の夢中は、男の隠れ家「城」シリーズ再録改訂版「日本の名城を巡る」。

サブタイトルは「城と城下町が物語る悠久の歴史」。
もう、歴史好きにはたまらない一冊ですね。

■熊本城

さて、そんな同誌の巻頭を飾る特集は、名城・熊本城です。

熊本城は、築城の名手とされる加藤清正が手がけた、日本三大名城の一つです。

当初の名前は隈本城でした。
それを、加藤清正が、自らの居城である熊本城の落成を祝って、隈本から熊本に名称を変えました。

戦国乱世を駆け抜けた清正ならではの鉄壁の守りが特徴で、明治初期に起きた西南戦争においても、西郷隆盛軍を「武者返し」で守り抜きました。
52日間の籠城戦のなかで、西郷軍は一兵たりとも場内に侵入できませんでした。

後に西郷はこう振り返りました。
「わしは官軍に負けたのではない。清正公に負けたのだ」

それほどの堅牢な熊本城ですが、城を支える石垣の美しさでも知られています。
しかし、2016年4月、この年に起きた震災により、その石垣を含めて城郭は大きく被災しました。
メディアで流れた、今にも城が崩れそうな危うい姿に、衝撃を受けた人も多いはず。

同誌によると、城跡には973面の石垣がありますが、うち517面、面積にして約3割が崩落・変形しました。
約1割は完全に崩れ落ちたそうです。

現在、修復作業が進めれていますが、崩壊前の写真や図面と、意思それぞれの特徴を比較して、元の位置に戻す作業をしているのだそう。
なにか気が遠くなりますね。

熊本城では、復旧・復興のための支援を募る「復興城主制度」を立ち上げています。
1万円以上の寄付をすると、「復興城主」に認定され、「城主証」を送られるのだとか。
復興への思いとともに、名城の城主になれる?魅力的な寄付制度ですね。

■現存十二天守の城

現存十二天守の城も紹介されています。
ちなみにその十二天守の城とは次のとおり。掲載順に。

姫路城(兵庫県)
松本城(長野県)
弘前城(青森県)
犬山城(愛知県)
彦根城(滋賀県)
松江城(島根県)
高知県(高知県)
松山城(愛媛県)
丸岡城(福井県)
備前松山城(岡山県)
丸亀城(香川県)
宇和島城(愛媛県)

全部が魅力的な城なのですが、誌面を見て、特に引かれたのは、やっぱり姫路城。
平成の保存修理工事を経て、白亜の姿を取り戻しました。
通称「白鷺城」。世界文化遺産にも登録されている天下の名城ですね。

この姫路城が歴史の舞台に同城が登場するのは、1577年のこと。
織田信長の命によって羽柴秀吉が中国攻めに出向いたときに、姫路城のある播磨に入ります。
そのときの姫路城主は黒田孝高。黒田官兵衛です。

官兵衛は、姫路城に入った秀吉を丁重に迎えると、秀吉の播磨平定に協力し、西国進出の拠点として姫路城を献上しました。

時代は移り変わり、徳川の時代になると、豊臣方に替わって姫路城主となったのは、関ヶ原の戦いで徳川家康について功績を挙げた池田輝政です。
輝政は、秀吉時代の天守閣を解体して、連立式の大天守閣を建てました。
それが今の時代に、「白鷺城」として美しい姿を残す天守です。

■三英傑の城

さらには戦国の三英傑、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康が治めた城の特集もあります。

なかでも織田信長の安土城には、歴史ファンとして大いに惹かれます。

天賦の才によって新しい国づくりを目指した風雲児、天魔王信長。
城づくりにもやはり、その先進性を垣間見ることができます。

安土城は、その後の城づくりでは一般的となる、石垣や天守閣を初めて導入した城として、近代城郭の創始と言われています。
それまでの城は土塁が主流でしたが、安土城では山域全体に大規模な石垣を施しました。
また、城の頂に、木造の高層建築「天守」を建てました。
その威容は訪れる人を驚かせたと言います。
天下を手中にせんとした信長の自信の証なのかもしれませんね。

しかし、今は現存していない安土城。
外観も構造も手がかりが少なく、今なお多くの謎が残っています。
どのような城だったのでしょうか。
ちなみに、安土城は、本能寺の変の後、何者かの手によって全焼。その後、廃城となります。
この辺りも謎めいていて、歴史好きには興味と浪漫が広がりますね。


(安土城天守跡)

なお、詳述はできませんが、残る2英傑の城も特徴と浪漫がある城ばかり。
三英傑の軌跡をたどる旅、なんてのもいいかもしれませんね。

とても面白い企画でした。
ありがとう、大人の隠れ家!「日本の名城を巡る」!

 

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