こんにちは。夢中図書館へようこそ!
館長のふゆきです。
今日の夢中は、散歩の達人「東京ひとりさんぽ」いつもの街をいつもと違う視点で散策しよう…です。
「夢中図書館 読書館」は、小説や雑誌などの感想や読みどころを綴る読書ブログです。あなたもお気に入りの一冊を見つけてみませんか?
■散歩の達人
大人のための首都圏散策マガジン「散歩の達人」。
散歩好きにはたまらない、楽しくてディープな街情報を発信してくれるタウン情報誌です。
街あるきを趣味にしている館長ふゆきも大好きな雑誌の一つ。
2022年9月号は、そんな街あるきファン歓喜の特集が組まれました。
それがこちら…特集「東京ひとりさんぽ」。
冠されているコピーは、「視点を変えれば、歩き方無限大」です。
そうそう、街あるきに出かける理由はまさにこれ…。
いつもの街も、見方を変えると、違う風景や隠れた魅力に出会えます。
「東京には、まだまだ知られざる魅力がたくさんある」。
「散歩の達人」が、いつもの東京の街を、いつもと違う視点で歩きめぐります。
「ひとり」だったら、どこへ行こうが思うまま。気の向くままにぶら歩きを楽しめます。
いざ「東京ひとりさんぽ」へ…。まずは、「散歩の達人」の誌面から東京再発見の旅に出かけてみましょう。
■街のB面を探す
今回「散歩の達人」が紹介するのは、都内各所12の街です。
銀座、新宿、六本木、浅草といった有名な街から、芝浦、亀有、王子、茗荷谷、大泉学園などちょいディープな街まで。
さすがは「散歩の達人」…。「視点を変えれば、歩き方無限大」の街情報を教えてくれています。
ここでは、その12の街のなかから、個人的にウズウズした街をいくつか紹介しましょう。
たとえば、「ハレの街にひそむ異界へ」とコピーが付けられた「銀座」。
誌面を飾るのは、煌びやかな銀座とは思えない、鳥居が建つ神社や裏路地の不思議な店…。
ビルの屋上に建つ神社、ビルの合間に並ぶ赤い鳥居…。そこは銀座のなかの異界、そこだけ時の流れに取り残されたようです。
さらに裏路地には、隕石直売店やスピリチュアルグッズ専門店、ニッチなアート画廊…。ここはパラレルワールドか?こんな銀座、知らなかった…。
(写真はイメージです)
同じように、新宿や六本木でも、「ここがあの繁華街か?」と疑うようなスポットが紹介されています。
新宿の老舗銭湯とか六本木の老舗鮮魚店とか、すぐにも行きたくなりました。
繁華街から一歩離れてみれば、「B面」ともいうべき世界が待っている…。
むしろそちらの世界が、昔からの息吹きを受け継ぐ本当の姿かもしれません…。街のB面探しに出かけたくなりました。
■知らない東京と出会う
さらには、「23区なのにグリーンツーリズム」と冠された「大泉学園」。
誌面を飾る写真は緑色…。池袋から西武準急で13分なのに、そこにはのどかな自然が広がっています。
おいしそうな野菜にブルーベリー農園、ぶどう畑…。ここが東京?
大泉学園に醸造所を構える「東京ワイナリー」や都内唯一の牧場まであります。都内で緑をめぐるプチトリップなんて最高ですね。こんな旅ができるなんて知りませんでした。
(写真はイメージです)
さらに東京北西端にある「東村山」。つけられたコピーは「発酵の里で食道楽」。
気候風土に恵まれたこの地では、日本酒や納豆などの発酵文化が息づいているのだとか…。これまた知りませんでした。
たしかに誌面には、いくつもの発酵タンクが並ぶ豊島屋酒造が紹介されています。
この酒蔵は「屋守」(おくのかみ)を醸している藏でした。そうだったのか、ここだったのか!誌面を見たらまた飲みたくなりました。
東京の地酒「屋守(おくのかみ)」!未来を変えるチカラの一杯
さらに、「保谷納豆」。誌面には納豆工場の写真が掲載されています。ほんと東京で納豆をつくってるんだ…。
独自の発酵法と手作業で造られる納豆「つるの舞」は、大粒で歯ごたえのある美味しい納豆が評判なのだとか。これは食べてみたい…。
他にも、"極渋建築"を楽しむ「亀有」とか、豊かな起伏を楽しむ「茗荷谷」とか、織物の街再興に取り組む「八王子」とか、驚きの東京があります。
まさに「視点を変えれば、歩き方無限大」…。もっともっと東京を旅してみたい…そう思う「散歩の達人」の特集「東京ひとりさんぽ」なのでした。
ありがとう、「散歩の達人! ありがとう、特集「東京ひとりさんぽ」!