こんにちは。夢中図書館へようこそ!
館長のふゆきです。
今日の夢中は、日経MJトレンド、「こんなとこにもネオ大衆酒場」です。
■日経MJトレンド
いつも私の知らない流行を紹介してくれる日経MJ「トレンド」。
今回とり上げるトレンドは、「こんなとこにもネオ大衆酒場」です。
「大衆酒場」と言えば、赤提灯(ちょうちん)をくぐると赤ら顔をしたおじさんたちがにぎやかに杯を傾けているという、昭和レトロなイメージです。
それに「ネオ」が付いた「ネオ大衆酒場」。もしかして、今どきの大衆酒場がキテいるというの?
昭和レトロな大衆酒場が今、お洒落な店に生まれ変わって「ネオ大衆酒場」としてブームになっています。しかも仮想の世界にまで…。
…って、ホント?今回は、そんな日経MJのトレンドを見ていきます。
■ネオ大衆酒場
場所は若者の街・原宿。ここに、その「ネオ大衆酒場」があります。
近くにファッションビル「ラフォーレ原宿」やしゃれた美容室もあるエリアに、「大衆酒場BEETLE(ビートル)」があります。
「原宿でこんな値段で飲めるなんてありえない」と、評判のこの店、料理は100以上、2,500円ほどで満足できると言います。
場所柄、来店者はファッションや美容関係の人が多いのですが、まったく飾らない雰囲気が受けているみたい。
テーブル席もありますが、コの字形のカウンターが人気。時々隣の人と話したりして楽しんでいるんだとか。
まさに、原宿に昭和レトロな酒場が降臨!?
同じく若者の集う渋谷。道玄坂にもネオ大衆酒場があります。
「酒呑気まるこ」は、壁面にメニューが書かれた紙が貼られ、やっぱりカウンター席が人気。
客単価も3,000円と、渋谷にも昭和レトロな大衆酒場が降臨しています。
違うのは来店客の4割が女性であること。
「若い人が1人で入れる安価な酒場をつくりたかった」という店の代表の言葉通り、入り口のドアは透明にするなどオープンな店作りにしました。
たしかに古びた赤提灯の店だと、はじめてだと入りにくいもんね。この辺は「ネオ」ですね。
■VR酒場
そんな新しい大衆酒場ブーム。
なんとデジタルの世界にもキテいるみたい。
それがVRでチャットするプラットフォーム「VRChat(VRチャット)」の中の「異世界酒場」。
2月にオープンしてから、多い日は延べ200人のアバター(自分の分身)が訪れるほど賑わっています。
リアルの体の動きを反映するゴーグル付きの市販の機器を身につけて入店すれば、現実の酒場に入ったような気分になれます。
酒を片手に操作すれば、VRのなかで本当に飲んだみたいになれる…。
これぞ、まさに「ネオ」…。大変申し訳ないのですが、昭和な飲兵衛には理解できない世界です。。。
異世界酒場では、アバターを通じて、来店者同士、いろんな会話を楽しめるのも魅力です。
コミュニケーションツールの一つとして人気なんですかね。
ちなみに異世界酒場に集う長い髪の女性。実は男性が操るアバターであることが多いんだとか。
「仮想」の世界に「仮装」の酒場。。。まあ、ネオ大衆酒場なら、それも許されるということなんでしょう…。
いやぁ、自他共に認める飲兵衛の館長ふゆきですが、このネオ大衆酒場ブームは知らなかった。。。
さあ、VRゴーグルをつけて、仮想の世界へレッツゴー!…でも、リアルに飲めたほうがいいかな。。。
ありがとう、日経MJ! ありがとう、ネオ大衆酒場!