「2022年ヒット予測ランキング」エコもデジタルもちいかわも⁉

こんにちは。夢中図書館へようこそ!。
館長のふゆきです。

今日の夢中は、「日経トレンディ」のこの時期恒例の特集「2022年ヒット予測ランキング」です。


ちいかわ 2022年カレンダー

■日経トレンディ12月号

毎年この時期恒例の日経トレンディ「ヒット商品ランキング」
2021年12月号では、2021年のヒット商品ラインキングと、2022年のヒット予測ランキングが紹介されています。

前回、コロナ禍2年目で新たなヒットを生んだ「2021年ヒット商品ランキング」を紹介しました。
シン・エヴァンゲリオンやウマ娘、テレワークスーツなど、コンテンツの強みや逆境を跳ね飛ばすアイデアが大ヒットを生んでましたね。

今回は、もう一つのランキング、「2022年ヒット予測ランキング」を見てみましょう。
「コロナが収束するしないにかかわらず、消費は全く新しい形になる」。そう日経トレンディが予測する2022年をリードするトレンドの数々…。

誌面にはドーンと100商品が紹介されていますが、ここではベスト10の顔ぶれを紹介しましょう。

1位 Miles / ANA Pocket
2位 冷凍食品専門スーパー
3位 NFTトレカ&アート
4位 次世代自販機
5位 軽量"スマート"グラス
6位 ハードセルツァー
7位 BE:FIRST
8位 ちいかわ
9位 パラレル
10位 ファムテックギア

脱・コロナ、脱・巣ごもりの一歩となるか?新しい消費のカタチが顔ぶれに現れています。
今日の夢中は、「日経トレンディ」2021年12月号から、「2022年ヒット予測ランキング」をとり上げます。


日経トレンディ2021年12月号

■ヒット予測ベスト3

堂々の1位に輝いたのは、「Miles / ANA Pocket」
徒歩でも電車でも「マイル」がたまるアプリ「Miles」。米国発のアプリが日本に上陸、いよいよ本格展開が始まります。

移動が価値になる脱・巣ごもり時代。しかも、エコな移動手段ほど付与率が高いのです。
徒歩・ランニングはマイル付与が10倍、自転車は5倍、バス・電車は3倍。一方で飛行機は0.1倍…。

SDGsの流れにも合ってますね。マイルと交換できる特典も続々登場。健康&エコ&オトクな新サービス。要注目です。
ちなみに、「Miles」に負けじとANAがリリースしたのが「ANA Pocket」。類似のサービスはまだ増えるかもしれませんね。

続いて、2022年のヒット予測2位に推されたのが、「冷凍食品専門スーパー」
コロナの影響でかつてないほど需要が高まっている冷凍食品。この流れにとことん乗っかった専門スーパーが開店しています。

誌面で紹介されているのは、福島の「リンクス」横浜の「TOMIN FROZEN」(トーミン・フローズン)。
独自の冷凍技術を駆使して、蔵出し直後の酒や握り寿司まで冷凍して販売。生鮮品ゼロの小売りが食品スーパーの歴史を変えるかも…。

第3位に挙げられているのは、「NFTトレカ&アート」
NFT(非代替性トークン)とはデジタル上の資産の証明書のようなもの。改ざんが難しいので、デジタル上で画像や映像をトレードできるようになります。

すでに海外では、NFTを使ったデジタルトレーディングカード(NFTトレカ)が人気。NBA選手の動画を使ったトレカなどが取引されています。
日本でもSKE48やももクロなどアイドルのNFTトレカが発売、さらにデジタルアートの競売も始まっています。これは、クール・ジャパンの強みが生きる分野かも…。

■ナニコレがいっぱい…

ベスト3ですらこうですから、2022年ヒット予測ランキングは「ナニコレ」がいっぱい…

たとえば、6位にランキングされている「ハードセルツァー」。なんですか?新しいロボットアニメ?
違います…。これは、欧米のZ世代の間で人気急上昇のアルコール入り炭酸水

特徴は、低糖・低アルコール、無糖炭酸水のようなスッキリとした薄味の飲み口にあるのだとか。
国内メーカーも商品を投入していますが、いよいよ真打ち・米コカ・コーラが日本上陸、22年にも全国展開が見込まれています。
お洒落なデザインだし、健康志向なのも未来モード。2022年は、お酒の飲み方もスタイリッシュに変わりそう…。

8位に推されている「ちいかわ」。これは、Twitterで不定期に投稿され、話題沸騰となっている漫画およびキャラクター。
その名の通り、見た目は小さくてかわいい。ただ、そのルックスからは想像できないほど不穏な世界観がちりばめられています。

これにハマるひとが続出。漫画はもちろん、関連グッズも絶好調
ECサイトではアクセスが集中してサーバーがダウンしたという武勇伝もつくりました。
ついにアニメ化も決定。2022年は、「ちいかわ」が国民的キャラクターになるかもしれません…。


ちいかわ(1)

他にも、ラインナップは「ナニコレ」だらけ…。
7位の「BE:FIRST」は、育成プロジェクト発のボーイズグループ。
9位の「パラレル」は、リアルとバーチャルが融合した次世代SNS。
16位の「メタバース旅行」は仮想空間トラベルプラットフォーム、26位の「ぷにるんず」はぷにぷにデジタルトイ、29位の「マヌルパン」は韓国発のカロリーたっぷり「罪なパン」…。


ぷにるんず(タカラトミー)

説明するのも難しい…。2022年は言葉で理解するより、自ら没入して楽しめるものがヒットにつながるのかも
果たして、来年はどんな年になるのでしょうか…。「ナニコレ」続出でも構いません。それがニッポンの未来を明るくするものならば…。

ありがとう、日経トレンディ! ありがとう、「2022年ヒット予測ランキング」!

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