こんにちは。夢中図書館へようこそ!
館長のふゆきです。
今日の夢中は、日経MJがとり上げる新しい働き方と新しい暮らし方、「アドレスホッパー」と「都会ときどき地方族」です。
■日経MJトレンド
いつも私の知らない流行を紹介してくれる日経MJ。
今回は、1面と裏一面で、新しい働き方と新しい暮らし方がとり上げられていました。
それが、「アドレスホッパー」と「都会ときどき地方族」です。
「アドレスホッパー」って知っていますか?
この日(3/6)の日経MJ、1面でドーンと取り上げているのが、決まった家を持たずに、軽やかに住まいを移す「アドレスホッパー」。
その記事のタイトルはこんなんです。
アドレスホッパー、これが私の生きる道
定住しないさすらいワーカー、「地域の姿見たい」「人生豊かに」
一方で、移住まではしないけど、週末はボランティアなど各地のお手伝いをする人も増えているそうです。
それが、「都会ときどき地方族」。こちらは日経MJ「トレンド」欄、裏一面に取り上げられています。
観光じゃ物足りず、でも移住までは…都会ときどき地方族
住まいは都心、週末は各地のお手伝い
いろんな働き方、いろんな暮らし方があるんだな…。
今日は、日経MJから、「アドレスホッパー」と「都会ときどき地方族」を取り上げます。
■アドレスホッパー
エメラルドグリーンの海を背景に、満面の笑顔を浮かべたカメラマンの姿が1面に掲載されています。
彼女はフリー写真家の南谷さん。アドレスホッパーです。
ウェブメディアで島の魅力を伝える写真を撮っているとのこと。
ただ、彼女は島に定住するわけではありません。それどころか決まった家もありません。
宮古島や、福井・長野の農家などを転々。
スーツケースだけで、ゲストハウスや農家などを泊まり歩いています。
「いろいろな地域の真の姿を見たい」。そんな彼女には、都会の家なんていらないんでしょうね。
彼女をはじめいろいろなアドレスホッパーが紹介されています。
世界を股にかけるウェブデザイナー、全国の医療機関で非常勤で働くフリー医師、会社勤めのサラリーマンもいます。
それぞれが口にするのは、住む家から解放されたときに生まれる効用。
「人生を豊かに」「身軽になれた」「環境を変えたほうが充実感がある」「審美眼が磨かれた」などなど。
所有からシェアへ、場所に縛られない働き方や暮らし方へ。
これが今どきのライフスタイルなのか…。
■都会ときどき地方族
一方で、「都会ときどき地方族」は、住まいは都心に構えながら、週末だけ地域にかかわる仕事をする人たち。
誌面には、東京を生活の場としながら、週末だけ特産品の販売や情報発信など地方にかかわる仕事をしている人が紹介されています。
地域情報誌の編集長は次のようにコメントしています。
「地域と親しくなるには移住か観光しかなかったが、その真ん中くらいを求める人が増えている」
たしかに、仕事を考えると移住は無理だけど、週末だけでも地方で過ごせたら暮らしも気持ちも豊かになるかも。
実際に、地域の仕事とのマッチングサイト「ふるさと兼業」には、東京などで働くサラリーマンが多数参加しているそうです。
まじめな話し、終身雇用が崩れて、テレワークとか副業解禁とかさまざまな働き方改革が進む中、ふるさと兼業って一つの選択肢ですよね。
そのとき、一つの場所に縛られない生き方、「都会も地方も」っていうライフスタイルって、アリかもしれませんね。
すごく興味を引かれました。これぞ、「夢中」図書館。そのときが来るまで、この記事を大切に所蔵しておきましょう。
ありがとう、日経MJ! ありがとう、アドレスホッパー、都会ときどき地方族!