サライ「まだ見ぬ『京都』へ」!静寂という贅沢に出会う…紅葉輝く洛外の名刹へ

こんにちは。夢中図書館へようこそ!
館長のふゆきです。

今日の夢中は、サライ「まだ見ぬ『京都』へ」!静寂という贅沢に出会う…紅葉輝く洛外の名刹へ…です。
「夢中図書館 読書館」は、小説や雑誌などの感想や読みどころを綴る読書ブログです。あなたのお気に入りの一冊を見つけてみませんか?

■サライ「まだ見ぬ『京都』へ」

旅、食、人物、歴史、文化、趣味など、大人の豊かなライフスタイルを提案してくれる情報誌「サライ」。

創刊37周年記念特大号となる2026年11月号の特集は、古都の奥深さに迫る「まだ見ぬ『京都』へ」です。
表紙では、俳優の松重豊さんが「奥の京都」旅を味わい深く堪能されている姿が印象的ですね。

サライ2026年11月号

特集の扉に掲げられた言葉は、「みやこの奥のその奥へ、まだ見ぬ『京都』へ。」。
静寂の名刹、海の京都と山の京都、みやこびとの美味処まで、知る人ぞ知る京都の魅力がてんこ盛り詰まった一冊となっています。

数ある魅力的なページの中でも、特に冒頭を飾る「紅葉と静寂の名刹へ」という特集に惹きつけられました。
そこには、こんな情緒あふれる旅への誘いの言葉が寄せられています。

また、古都が紅に染まる季節が巡ってくる。
今年は、洛中の喧騒から離れるように、少し足を延ばして洛外の名刹を訪れてみたい。
時間をかけて辿り着いたその場所で、訪れる者を待っているのは「静寂」という贅沢だ。

「静寂」という贅沢…!なんと魅力的な響きでしょうか。
街の賑やかさを少し離れ、時間をかけて辿り着いた山寺で、澄み渡る空気のなか紅葉を愛でる。想像するだけで、日頃の忙しなさで凝り固まった心がすーっと解きほぐされていくようです。

■「静寂」と「紅葉」に浸る…洛北・洛西の美しき4寺院

誌面では、洛北・洛西で静かに紅葉と向き合える4つの厳選寺院が紹介されています。

まずひとつ目は、平安時代に始まる天台宗の門跡寺院「曼殊院門跡」(まんしゅいんもんぜき)。
江戸時代初期の風雅な数寄屋風書院や、公家好みの格式高い庭園が残り、「小さな桂離宮」とも称される優美なお寺です。
秋になると参道全体が鮮やかな紅葉のトンネルに包まれるのだとか。その赤のアーチをくぐり抜ける瞬間を想像するだけで心がいやされます。

【曼殊院門跡】

続いて、鎌倉時代創業の古刹「正伝寺」(しょうでんじ)。
ここは「獅子の児渡し」と呼ばれる枯山水庭園の向こうに、堂々たる比叡山を望む借景が有名な禅寺です。
秋には、澄み切った秋空の「青」、きれいに整えられた白砂の「白」、刈り込まれたツツジの「緑」、そして色づく「紅」が見事な共演を果たします。まさに一枚の絵画のような美しさ…!

【正伝寺】

3つ目は、山寺らしい壮大な大自然に包まれる「常照皇寺」(じょうしょうこうじ)。
臨済宗天龍寺派の禅寺で、普段は桜の名所として知られていますが、秋は知る人ぞ知る紅葉の「隠れ寺」になるのだそう。
山門周辺の鮮やかな彩りや、豪快に石を配した方丈庭園など、時が止まったかのような深い静寂のなかでじっくりと鑑賞できます。大樹の力強いエネルギーを感じながらゆるりと歩いてみたいものです。

【常照皇寺】

そして最後に、幻想的な風景で知られる「実相院門跡」(じっそういんもんぜき)。
客殿「滝の間」の磨き上げられた漆黒の床板に、庭園の紅葉が鏡のように映り込む「床もみじ」は、言葉を失うほどの美しさです。
黒と紅が織りなすコントラストはまさに息を呑む芸術作品。比叡山を借景にしたモダンな石庭もあり、古さと新しさが心地よく調和した空間に心が奪われます。

【実相院門跡】


どの寺院も、歴史の重みと自然の美が見事に調和していて、写真を眺めているだけでも心がすーっと静まっていくのを感じます。
洛中の賑やかな観光も魅力的ですが、少し足を伸ばして「静寂」という贅沢を味わう旅…これこそが、大人がたどり着く最高の京都の楽しみ方なのかもしれませんね。

今日の夢中は、サライ「まだ見ぬ『京都』へ」!静寂という贅沢に出会う…紅葉輝く洛外の名刹へ…でした。
ありがとう、サライ! ありがとう、特集「まだ見ぬ『京都』へ」!

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