こんにちは。夢中図書館へようこそ!
館長のふゆきです。
今日の夢中は、「旅の手帖」2019年1月号、特集「門前町を歩く"千年の古社寺"へ」です。
■旅の手帖
旅の楽しさ、日本の美しさを伝える旅行雑誌、「旅の手帖」。
もう雑誌の世界は2019年に突入。2019年1月号が刊行されました。
2019年1月号の特集は、そんな新年の幕開けにふさわしい特集です。
それがこちら。「にぎわう新年に詣でたい 門前町を歩く"千年の古社寺"へ」。
扉ページには、こんな呼びかけが。
初詣は縁のある神社仏閣へ詣でることが多いですが、
せっかくならば新しい年に、
創建から1000年以上の歴史ある古社寺を目指して旅に出ませんか。
なんとも揺れ動く言葉ですね。
「千年の古社寺」、まずは頁をめくってバーチャル旅行に出かけましょう。
■富士山信仰
それでは、そんな「千年の古社寺」の中から、個人的に、特に行きたいと思ったところを紹介しましょう。
まずは、「富士山本宮浅間神社」。
富士山の麓、その南西に鎮座する神社です。
日本には1300余りの浅間神社があるといいます。
その総本宮が静岡県富士宮市にある富士山本宮浅間神社です。
言い伝えによると、2000年以上も前に、富士山の噴火などの自然災害を鎮めようと、浅間大神を祀ったのがはじまりなのだとか。
ちなみに、アサマとは古語で噴火や火を意味するんだって。
この神社に加えて山宮浅間神社、北口本宮富士浅間神社の三社をめぐる旅も誌面に紹介されています。
昔から日本に伝わる富士山信仰。特に新年は、霊峰・富士山の神々しいパワーをいただきたいですね。
■太宰府と出羽三山
続いて、福岡県の「太宰府天満宮」。
今から約1300年前にできた古社。学問の神様として有名ですね。
その学問の神様・菅原道真を祀るのが天満宮。全国に約1万2000社近くあるのだそうです。
ここ福岡にある太宰府天満宮は、道真の墓所がある唯一の霊廟です。
周辺に、かつて九州を治めた古都・大宰府の史跡や博物館など、見どころが多いのも魅力です。
この前、九州旅行に行ってきたばかり。この本を先に読んでいれば…。
そして、山形県鶴岡市にある「出羽三山神社」。
出羽三山とは、羽黒山、月山、湯殿山の総称。山伏たちが修行し、祈りをささげた修験道の山です。
羽黒山は現世、月山は前世、湯殿山は来世を表す山とされています。
この三山を詣でることで、現世での幸せ、死後の平安、来世での生まれ変わりが約束されると信じられてきました。
いわく「生まれ変わりの旅」。
なんかゾクゾクするようなパワースポットですね…。ここは一度訪れてみたい。
他にも、誌面では浅草寺などの古社寺と魅力的な門前町が紹介されています。
気になる方はぜひ、「旅の手帖」2019年1月号を手に取ってください。
ありがとう、旅の手帖! ありがとう、日本の古社寺たち!