こんにちは。夢中図書館へようこそ!
館長のふゆきです。
今日の夢中は、「旅の手帖」2020年5月号、特集「アートにふれる旅」です。
■旅の手帖
旅の楽しさ、日本の美しさを伝える旅行雑誌、「旅の手帖」。
「旅の手帖」2020年5月号は、なんとも不思議な写真が表紙を飾っています。
これは、香川県直島町にあるアート作品「直島パヴィリオン」。
瀬戸内国際芸術祭2016の作品の一つです。
芸術の春(?)がやって来ました。
確かに、春の陽気とアートって相性いいですよね。
今はなかなか旅に出かけられる状況ではないですが、それでもアートな旅を楽しみたい…。
そんな人におススメ、「旅の手帖」の誌面ででかけるバーチャル春の旅。
「旅の手帖」2020年5月号の特集は、「春こそ出かけたい!アートにふれる旅」。
今日はその中から、個人的に惹かれたアート旅を紹介しましょう。
■小豆島・直島・豊島
まずは、瀬戸内のアートな島めぐり「小豆島・直島・豊島」へ。
瀬戸内海に浮かぶこの3島は、多くの来場者を集める「瀬戸内国際芸術祭」の舞台の一部。
3年に1度開催される同芸術祭。直近では2019年に開催されました。
島には、芸術継続作品としてその一部が残っています。
畳の和室に浮かぶ黄金の球体、港にたたずむ赤かぼちゃ、竹を編み込み造られた巨大な家…
誌面に掲載されている作品を見ると、どこか異次元に迷い込んだ感じがします。
表紙を飾る「直島パヴィリオン」も、内部に入ることのできる多面体のアート作品。
網越しに直島の風景を楽しめます。アートと自然がコラボすることで、両者の魅力が際立ちます。
■越後妻有
続いて、芸術作品を道標に里山を巡る旅「越後妻有」(えちごつまり)へ。
こちらも3年に一度、芸術祭が開催されるアートの街。里山のあちこちに芸術作品が点在しています。
例えば、トンネルを活用した芸術作品、「Tunnel of Light」。
誌面に掲載されているのは、トンネル出口の峡谷が壁面や水面に映り込む大パノラマ…。絶景です。
さらに、棚田をアートにした作品、その名も「棚田」。
稲作の情景をつづった文字と作業する人々の彫刻を棚田に配置しています。
里山の芸術…。新緑のシーズンは最適かもしれませんね。
■横浜
そして、海沿いのみらいアートの街「横浜」へ。
みなとみらい地区には60以上のパブリックアートが点在しています。
ランドマークタワーとクイーンズスクエアの間にある巨大なオブジェ。
これは「モクモク ワクワク ヨコハマ ヨーヨー」というアート作品です。
さらには、臨港パークに立つ色鮮やかなフルーツ・ツリー。
クイーンズパークや象の鼻テラスにも、さまざまな彫刻・アートが点在しています。
そもそも赤レンガ倉庫や中華街なんかは、街並み自体がアートですよね…。
落ち着いたらベイエリアのアート散歩なんてのもいいかもしれません。
他にも知られざるアートの街がたくさん紹介されています。
なかなか街に出れない今日この頃ですが、まずは「旅の手帖」誌面でアートな旅を楽しむのもいいかもしれません。
ありがとう、旅の手帖! ありがとう、アート旅!