こんにちは。夢中図書館へようこそ!
館長のふゆきです。
今日の夢中は、旅の手帖「魅惑のにごり湯の宿」!色にときめく温泉旅へ。
「夢中図書館 読書館」は、小説や雑誌などの感想や読みどころを綴る読書ブログです。あなたのお気に入りの一冊を見つけてみませんか?
■旅の手帖
旅の楽しさ、日本の美しさを伝える旅行雑誌、「旅の手帖」。
2022年3月号は、旅好き温泉好きにはたまらない特集が組まれました。
それが本号の特集、「魅惑のにごり湯の宿」。
「自然の神秘に心もほぐれる」というサブタイトルが冠されています。
この表紙の写真を見ると、行きたくなりますよねぇ…温泉旅。
なかなか気軽に旅に出かけることも難しいご時世ですが、特に寒いこの季節は、温泉に浸かってあったまりたいです。
その温泉が、自然に囲まれたにごり湯だったら、心身ともに癒されそう…。
「色にときめく湯めぐり」なんていいですよね。
ということで、行っちゃいましょう、色にときめく温泉旅。
「旅の手帖」の誌面から、自然の神秘に心もほぐれる「魅惑のにごり湯の宿」に出かけましょう。
■魅惑のにごり湯の宿
「旅の手帖」本誌には、北から南までずらりと「魅惑のにごり湯の宿」が掲載されています。
今日はその中から、館長ふゆきが「ここに行きたい!」と特に惹かれた温泉宿を紹介します。
まずは、乳白色の温泉。
「奥鬼怒温泉 加仁湯」(栃木県日光市)です。
関東最後の秘境にある湯屋…。
そんな言葉が公式HPにある通り、一般車両の入れない山深い場所に建つ旅館です。
表紙に掲載されている写真は、ここ「加仁湯」の第一露天風呂。
雪に囲まれた乳白色の湯が美しいですね…。雪見風呂は3月末ごろまで楽しめるそうです。
他にも、第二露天風呂、第三露天風呂、カモシカの湯など、多彩な温泉があります。
中でも「利き湯 ロマンの湯」は、小さく仕切られた湯船に5本の源泉を1種類ずつ注いでいて、温度や香り、湯ざわりの違いを確かめることができます。これは浸かってみたい…。
— 加仁湯 (@kaniyuonsen) March 14, 2019
続いて、青色の温泉。
「わいた温泉郷 小国のオーベルジュ わいた館」(熊本県小国町)です。
わいた温泉郷は、熊本県と大分県にまたがる涌蓋山(わいたさん)の麓に広がる温泉郷です。
ここが、にごり湯の宝庫。なかでも、ここ「わいた館」は鮮やかなコバルトブルーの湯が楽しめる宿として人気です。
取材日は雪の日だったようで、「旅の手帖」本誌に掲載されている写真は真っ白な雪とコバルトブルーの湯。絶景です。
さらに、春は桜、夏は新緑、秋は紅葉と四季折々の里山の情景が湯船から楽しめるのだとか。最高です…。
そして、茶褐色の温泉。
「伊香保温泉 岸権旅館」(群馬県渋川市)です。
「万葉集」にもその名が登場するほど歴史ある温泉地「伊香保温泉」。
現在約50件の宿がありますが、室町時代から暖簾を受け継ぐ宿が3軒。岸権旅館はその一つです。
その温泉の魅力は、鉄分を豊富に含む茶褐色の温泉。
鉄分が参加して金色を帯びて見えるため「黄金の湯」と呼ばれています。
岸権旅館に13か所ある多彩な湯船はすべて「黄金の湯」。黄金の湯めぐりしたい…。
さらには、緑色の温泉。
「七味温泉 紅葉館」(長野県高山村)です。
長野県北部、信州高山温泉郷の最深部に位置するのが秘湯「七味温泉」です。
「七味温泉」の名前の由来は、自然湧出する成分の異なる7つの温泉を混合していることから来ているのだそうです。
その魅力は、湯冷め知らずの濃厚な湯。記者曰く「宿に入らずとも感じる硫黄泉の香り」。温泉ファンにはたまりませんね…。
そのにごり湯の色は美しい翡翠色。高山温泉郷のなかでグリーンの湯が楽しめるのは七味温泉だけなのだとか。
さらに「炭色の湯」という漆黒の湯や、乳白色の湯も楽しめます。野趣あふれる秘湯でしっとりと癒されたい…。
他にも、魅惑のにごり湯の宿がたくさん掲載されています。
白に青に緑に黄金…。さまざまなにごり湯に浸って、これからの人生を彩り豊かなものにしていきたいですね。
ありがとう、旅の手帖! ありがとう、魅惑のにごり湯の宿!