旅の手帖「なつかしの鉄道旅」!レトロな雄姿に広がる浪漫…SLも国鉄色も絶景駅も

こんにちは。夢中図書館へようこそ!
館長のふゆきです。

今日の夢中は、旅の手帖「なつかしの鉄道旅」!レトロな雄姿に広がる浪漫…SLも国鉄色も絶景駅も…です。
「夢中図書館 読書館」は、小説や雑誌などの感想や読みどころを綴る読書ブログです。あなたもお気に入りの一冊を見つけてみませんか?

■旅の手帖

旅の楽しさ、日本の美しさを伝える旅行雑誌、「旅の手帖」
2024年5月号は、全国の鉄道ファンにはたまらない特集が組まれました。

それがこちら、あの頃と変わらない"胸熱"な体験を…「なつかしの鉄道旅」です。
表紙のSL蒸気機関車が勇ましい…。真岡鉄道を走る、今も現役の「SLもおか」です。

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この表紙のSL機関車だけでなく、全国には昔と同じ姿で走り続ける鉄道があります。
そしてその裏側には、鉄道を愛し、守り、受け継いできた人々がいます。

せわしない今の時代だからこそ大切にしたい、昔ながらのレトロな鉄道旅へ。
懐かしい列車に乗ってあの頃へタイムスリップ!今日の夢中は、旅の手帖「なつかしの鉄道旅」です。

■大井川鉄道

旅の手帖誌面にずらりと掲載された、「なつかしの鉄道旅」の数々…。
どれもこれも気になる列車や路線ばかりです。その中から、個人的に「ここは行きたい!」と胸熱になった列車旅を紹介しましょう。

まずは、「レトロすぎて時代を間違えてしまう」。静岡県の大井川鉄道です。
大井川鉄道といえば、SLですよね。実は日本で最初にSLの復活運転を開始した鉄道。レトロ鉄道のフロンティアですね。

ただ、この大井川鉄道はSLだけでありません。もう一つ、ここにしかない魅力の詰まった路線があります。
それが、90‰という日本一の急こう配を走行する、日本で唯一現存する特殊なアプト式鉄道。専用の機関車が増結して急坂を走行します。

そして、このアプト式の区間を抜けると現れるのが、日本の鉄道旅有数の絶景です。
まるで湖面に浮いているような奥大井湖上駅。なんと一部区間は線路の横も歩けるそうです。これは行ってみたい!

(写真ACより)

■特急やくも、SL大樹

続いて、近づくラストラン…国鉄型特急、最後の旅へ。岡山・鳥取・島根を走る「特急やくも」です。
2024年4月から新型車両が投入。それにより、現行の国鉄型車両は6月までに運行を終了します。

誌面を飾るクリーム色の車両がなつかしい…。「国鉄特急色」というカラーリングで、昔はどの特急列車もこの色でした。
車体にも一部「JNR」マーク(Japan National Railways~日本国有鉄道)が残っています。これはマニアにはたまりませんね…。

会いに行くなら、いましかない!これは、全国の鉄道ファンが集結するんじゃないでしょうか。
車両だけではありません。車窓から眺める伯耆富士や宍道湖も美しい…。これは行ってみたい!

(写真ACより)

そして、毎日走る、毎日乗れる、地域の人気者。栃木県を走る蒸気機関車「SL大樹」です。
レトロ鉄道と言えば、SL蒸気機関車ですよね…。なんと、そのSLが毎日走る路線が栃木県にありました。

それが、東武鬼怒川線(下今市駅~鬼怒川温泉駅)と東武日光線(下今市駅~東武日光駅)。
東武鉄道がこの地に2017年8月にSLを復活。地域の新たな観光資源として毎日運行、人気を博しているのだとか。知らなかった…。

鬼怒川温泉駅には、昔懐かしい転車台があります。これに乗ってSLが方向転換!これは鉄道ファンも子供もたまらない…。
実際に熱心に写真撮影する子供の姿もあります。レトロな雄姿は子供たちに夢を与えているようです。

(写真ACより)

他にも、「木造駅舎が溶け込むにっぽんの原風景」(津山線・因美線)や「時空をたゆたうドラマチック鉄道トリップ」(富山地方鉄道)など、魅力的なレトロ鉄道旅がいっぱい。
鉄道ファンならずとも旅情をかき立てられる「旅の手帖」、特集「なつかしの鉄道旅」でした。

ありがとう、旅の手帖! ありがとう、「なつかしの鉄道旅」!

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